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【2026年最新まとめ】YouTubeが炎上したらどうなる?誹謗中傷、悪口コメントへの対策

【2026年最新まとめ】YouTubeが炎上したらどうなる?誹謗中傷、悪口コメントへの対策編集

YouTubeの炎上とは、動画の内容や発言、投稿者の私生活での行動などをきっかけに批判が集まり、コメント欄やSNSで急速に拡散する状態のことです。

2026年も人気YouTuberの炎上がネットニュースでたびたび取り上げられ、登録者数の減少や企業案件の打ち切り、活動自粛にまで発展するケースも少なくありません。

批判はYouTubeの中だけにとどまらず、X(旧Twitter)やInstagram、検索結果にまで広がり、家族や知人に影響が及ぶこともあります。

本記事では、YouTubeが炎上する原因と2026年最新の炎上事例、炎上したらどうなるのかを整理したうえで、誹謗中傷コメントへの具体的な対策、法的措置の流れ、炎上を防ぐためのポイントまでを解説します。

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YouTubeの炎上とは?YouTuberが炎上しやすい背景

YouTubeの炎上とは?YouTuberが炎上しやすい背景

まずは、YouTubeの炎上がどのようなものか、そしてなぜYouTuberが炎上しやすいのかを整理します。

  • YouTubeの炎上とは
  • 2026年9月のネット炎上件数は前年同月より増加
  • YouTube外での行動も評価の対象になる
  • 炎上以外にも収益化が停止されるリスクがある

YouTubeの炎上とは

YouTubeの炎上は、動画そのものだけでなく、ライブ配信での発言、SNSへの投稿、私生活での行動など、投稿者に関わるあらゆる言動がきっかけになり得ます。

批判的なコメントが動画に殺到するだけでなく、発言部分を切り抜いた動画やまとめ記事が作られ、炎上が別のプラットフォームへ広がっていくのが特徴です。

2026年9月のネット炎上件数は前年同月より増加

シエンプレとデジタル・クライシス総合研究所の共同調査によると、2026年9月に確認された炎上は352件で、前年同月より156件増加しました。

なお、この調査はYouTubeに限らないネット炎上全般を集計したものです。

このうち著名人が93件(26.4%)、一般人が98件(27.8%)で、炎上の半数以上は個人によるものです。

多くのファンを抱えるYouTuberは、発言の影響力が大きい分だけ注目されやすく、炎上の当事者になりやすい立場にあります。

参照:シエンプレ株式会社・デジタル・クライシス総合研究所「9月の炎上分析データ公開!」(2026年11月2日発表)

YouTube外での行動も評価の対象になる

YouTubeは「クリエイターの責任」というポリシーで、プラットフォーム内外の行為がユーザーやコミュニティに悪影響を与えたと判断した場合、収益化の停止などの措置をとる可能性があるとしています。

動画の内容に問題がなくても、SNSでの発言や私生活での行動が原因で、チャンネル運営に影響が出る可能性があるということです。

参照:YouTubeヘルプ「クリエイターの責任」

炎上以外にも収益化が停止されるリスクがある

2026年4月には、登録者数124万人のフィットネス系チャンネルが、摂食障害に関するポリシーへの違反を理由に収益化を停止され、活動休止を発表したと報じられました。

家族系チャンネルでも、子どもへの望まない注目を集めるコンテンツとして収益化が停止されたと報じられた例があります。

炎上していなくても、YouTubeのポリシーに合わない内容は収益に直結するリスクがあることを押さえておきましょう。

参照:coki

YouTubeが炎上する主な原因

YouTubeが炎上する主な原因

YouTubeの炎上には、いくつかの典型的なパターンがあります。ここでは、炎上につながりやすい主な原因を解説します。

  • 企画の内容が非常識
  • SNSでの悪口や不適切な発言
  • プライベートでのトラブル・スキャンダル
  • 過度なPRやステマと受け取られる演出
  • パクリ・著作権侵害の疑い

企画の内容が非常識

YouTubeの炎上で多いのが、企画の内容そのものが問題視されるケースです。

たとえば、次のような企画が批判を集めやすくなります。

  • 撮影禁止エリアでの撮影や迷惑行為
  • 食べ物を粗末に扱う企画
  • 動物虐待を思わせる行為
  • やらせ・過剰な演出

再生回数が収益に直結するYouTubeでは、他のチャンネルとの差別化を狙って企画が過激になりがちです。

その結果、視聴者の常識や倫理観とのずれが生まれ、反発を招いて炎上につながります。

SNSでの悪口や不適切な発言

人気YouTuberは、動画以外にもXやInstagramなどで発信しています。

そこでの悪口や不適切な言葉遣い、他のクリエイターへの批判が炎上の火種になることがあります。

過去の発言が掘り起こされて炎上するケースも少なくありません。

有名になる前の投稿でも、後から批判の対象になり得ることを意識しておく必要があります。

プライベートでのトラブル・スキャンダル

事務所に所属せず個人で活動するYouTuberも多く、私生活の管理やファンとの交流に自分で対応する場面が多くあります。

飲酒時の言動や人間関係のトラブルが写真や動画で拡散されて批判を受けるなど、活動の規模が大きくなるほど、プライベートでの行動にも注目が集まります。

過度なPRやステマと受け取られる演出

企業案件の紹介ばかりが続いたり、広告であることを明示せずに商品を紹介したりすると、視聴者の不信感を招きます。

2023年10月からは、広告であることを隠した宣伝(ステルスマーケティング)が景品表示法の規制対象になりました。

PR表記の漏れは、炎上につながるだけでなく、広告主である事業者が景品表示法の規制対象となる可能性もあります。

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・ステマの炎上事例まとめ!何が悪いの?ステマ規制と違法のリスクを解説

パクリ・著作権侵害の疑い

他のクリエイターの企画やレシピ、音楽・画像を無断で使ったと受け取られると、「パクリ」として炎上することがあります。

実際には似ているだけでも疑いをかけられることがあるため、参考にした出典を明記するなど、視聴者に誤解されない工夫も大切です。

2026年最新情報を含むYouTuberの炎上事例7選

2026年最新情報を含むYouTuberの炎上事例7選

ここでは、2026年の最新事例を含め、実際に話題になったYouTuberの炎上事例を紹介します。炎上のきっかけやその後の対応を知ることで、どのような行動がリスクにつながるのかが見えてきます。

以下の事例は、公開されている報道をもとに2026年11月時点の情報でまとめたものです。
特定の個人や団体を批判する意図はなく、炎上の経緯やその後の影響を知っていただくことを目的としています。
当社は各事例に関与しておりません。

チャンネル時期炎上のきっかけその後
ヴァンビ2026年10月迷惑防止条例違反の疑いによる逮捕報道事務所を退所、文章での謝罪にも批判。10月30日に不起訴処分
絶望ライン工2026年9月独身キャラと実生活のギャップ活動休止、10月6日時点で登録者約9,000人減
つーさんとゆっぴ2026年6月W杯観戦動画での選手への発言動画削除・複数回の謝罪も謝罪方法に批判
もちまる日記2025年4月愛猫の救急搬送を伝える動画撮影姿勢への批判が再燃
はんじょう2025年4月過去の情報商材ビジネスへの関与謝罪・活動自粛後、8月に活動再開
中町兄妹2025年2月道路陥没事故に関する発言動画削除・謝罪、外部の仕事を自粛
リュウジ2024年7月別のYouTuberがリュウジさんのレシピを模倣したとの疑惑リュウジさんが作り比べで検証し、冷静な対応が話題に

登録者1,000万人YouTuber「ヴァンビ」の事例

ヴァンビさんは、覆面YouTubeチャンネル「スパイダーメーン」で登録者数1,000万人を突破し、注目を集めた人気YouTuberです。

2026年10月1日、東京都内の飲食店で迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたと報じられました。

その後、代表を務めていた会社の役職を辞任し、10月13日には所属事務所の太田プロダクションを退所しています。

10月20日にXで謝罪文を公開し、相手方に非はないことを明言したうえで、当事者間で合意に至ったと説明しました。

しかし、動画ではなく文章のみでの謝罪だったことや、「今後、一切の公表、発信等をいたしません」と説明を打ち切ったことに対して、「YouTuberなのに動画で謝罪しないのか」と批判が集まりました。

その後、10月30日に東京地検は、示談などの事情を考慮し、起訴猶予による不起訴処分としています。

謝罪の方法や説明の仕方によっては、かえって再炎上することを示す事例です。

参照:J-CASTニュース
参照:時事ドットコム

「絶望ライン工」の事例

「絶望ライン工」さんは、年収240万円で工場勤務をする独身男性の日常を発信し、登録者数約68万人を集めたYouTuberです。2026年1月にはKADOKAWAから著書『独身獄中記』も刊行していました。

ところが2026年9月28日、結婚と子どもの誕生を動画で報告すると、「独身」を売りにしてきた発信との食い違いに批判が集まりました。

本人は「私は嘘をついておりました」と認め、職種が変わった後も「ライン工」を名乗り続けていたことも明かしています。

家族の存在を明かさなかった理由については、以前から危害を示唆する連絡が届いており、身内に危険が及ぶことを懸念したと説明しました。

10月5日に活動休止を発表し、10月6日時点で登録者数は結婚報告前から約9,000人減少しました。

発信のキャラクターと実生活に大きな食い違いがあると、信頼を一気に失うことを示す事例です。

参照:coki
参照:All About ニュース

カップルYouTuber「つーさんとゆっぴ」の事例

登録者数35万人を超えるカップルYouTuber「つーさんとゆっぴ」のゆっぴさんは、2026年6月、サッカーW杯の日本対チュニジア戦を実況風に観戦するTikTok動画を投稿しました。

動画の中で、上田綺世選手が初ゴール後に見せた「祈りポーズ」を「ブタさんなっちゃってるよ」と表現したことが拡散され、選手への敬意を欠いていると批判が殺到しました。

ゆっぴさんは当該動画を削除し、YouTubeのコメント欄やInstagramで謝罪しましたが、批判は収まりませんでした。

その後、改めて謝罪動画を公開したものの、謝罪方法に対して厳しい意見も寄せられました。

TikTokでの発言がYouTubeのチャンネルにまで影響したように、炎上はプラットフォームをまたいで広がることがわかる事例です。

参照:coki
参照:ピンズバNEWS

猫YouTuber「もちまる日記」の事例

「もちまる日記」は、猫のもちまるの日常を紹介する登録者数200万人を超える人気チャンネルです。

2025年4月20日に公開した動画で、もちまるが夜中に何度も嘔吐して救急搬送されたことを報告し、活動の休止を発表しました。

この動画をきっかけに、ネット上では飼い主に対する厳しい意見が相次ぎました。背景には、採血を嫌がる猫を撮影し続けた過去の動画など、動物の治療や体調不良を撮影することへの批判が以前から積み重なっていたことがあります。

2022年には、獣医師がSNSで動物病院での撮影について「治療は『エンタメ』ではありません」と苦言を呈したこともありました。

その後、5月3日の生配信で、もちまるが尿路結石の除去手術を受けて回復したことが報告されています。

動物や家族を扱うチャンネルでは、撮影する場面の線引きが視聴者の信頼に直結することを示す事例です。

参照:週刊女性PRIME
参照:J-CASTニュース
参照:ユーチュラ(2022年)

ゲーム実況者「はんじょう」の事例

UUUMに所属するゲーム実況者のはんじょうさんは、2025年4月、過去に情報商材ビジネスに関わっていたのではないかという疑惑がXで広がり、炎上しました。

4月23日にXで謝罪文を公開し、大学在学中に知人に誘われて一時的に団体に所属していたことを認め、「軽率な判断であった」と反省を示しました。

団体には2016年より前に脱退しているとし、当面の活動自粛を発表しています。

その後、8月11日に活動の再開を発表しました。所属事務所のUUUMは、第三者機関による調査で反社会的勢力との関係は確認されなかったとして、条件付きで契約を継続するとしています。

過去の活動であっても、発信者としての信頼に大きく影響することを示す事例です。

参照:J-CASTニュース
参照:GameBusiness.jp

人気兄妹YouTuber「中町兄妹」の事例

登録者数170万人を超える人気YouTuberの中町兄妹は、2025年2月2日に公開した動画で、1月28日に埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故の話題を取り上げました。

妹の中町綾さんが冗談交じりに「秒で死んだらおもろいよね」と発言し、兄の中町JPさんも笑っていたことから、被害者の救出が続く中での不謹慎な発言として批判が殺到しました。

該当部分は動画から削除され、2月9日に謝罪動画を公開。さらに3月4日の動画で、綾さんはYouTube以外の外部の仕事を自粛・辞退し、ファッション誌「CanCam」の専属モデルも終了したと報告しました。

一度の発言が、YouTube以外の仕事にまで影響することを示す事例です。

参照:デイリースポーツ
参照:J-CASTニュース

リュウジさんのレシピをめぐるパクリ疑惑の事例

2024年7月、カップルYouTuberが公開した唐揚げのレシピが、料理研究家リュウジさんの「至高の唐揚げ」に似ているとして「パクリではないか」と批判を集めました。

投稿者側は謝罪動画を公開しています。

これを受けてリュウジさんは7月21日の動画で両方の唐揚げを作り比べ、下味や工程の違いを解説しました。

そのうえで、同じ調味料を使ったからといってパクリと決めつけるのは軽率だとし、「完全なオリジナルなんてものは大体ない」と語っています。

感情的な批判が広がりやすいYouTubeの炎上の中で、事実にもとづいて冷静に検証した対応が評価された事例といえるでしょう。

参照:女性自身

炎上系YouTuberのその後|末路から学ぶ教訓

炎上系YouTuberのその後|末路から学ぶ教訓

過激な発信で注目を集めた「炎上系」「迷惑系」と呼ばれるYouTuberの中には、法的責任を問われたり、チャンネルを失ったりした人もいます。

ここでは、代表的な3人のその後を紹介します。

  • ガーシー(東谷義和)
  • へずまりゅう
  • ジュキヤ

ガーシー(東谷義和)

ガーシーこと東谷義和さんは、芸能人の私生活を暴露する動画で注目を集めた暴露系YouTuberです。

2022年の参議院議員選挙で当選しましたが、海外に滞在したまま一度も登院せず、2023年3月に参議院を除名されました。

その後、著名人に対する常習的な脅迫などの疑いで逮捕状が出され、同年6月に帰国したところを逮捕されます。

2024年3月には東京地裁で懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を受け、判決は確定しました。

同年5月には帰国後初めてYouTubeの生配信に出演しましたが、規約違反として数分で削除されています。

参照:J-CASTニュース

へずまりゅう

へずまりゅうさんは、有名YouTuberへの突撃や店舗での迷惑行為などで知られた迷惑系YouTuberです。

窃盗や威力業務妨害などの容疑で逮捕・起訴され、有罪判決を受けました。

その後、2024年の能登半島地震でのボランティア活動をきっかけに改心したとされ、奈良公園で鹿に危害を加える観光客への注意喚起などに取り組むようになります。

2025年7月の奈良市議会議員選挙では8,320票を獲得して初当選しました。

ただし、当選後も過去の行為に対する批判の声は根強くあります。炎上や逮捕の記録はネット上に残り続け、その後の活動にも影響することがわかる事例です。

参照:J-CASTニュース

ジュキヤ

ジュキヤさんは、メインチャンネルの登録者数が200万人を超える人気YouTuberでしたが、街頭インタビュー企画などでたびたび炎上していました。

2024年5月、メインチャンネルがコミュニティガイドライン違反により削除され、その後サブチャンネル2つも削除されて、3つのチャンネルすべてを失いました。

同年6月には、中町JPさんとともにTikTokの配信事務所を設立すると発表し、活動の場を移しています。

9月には別チャンネルでYouTubeへの復帰を報告しましたが、すぐにアカウントが停止されました。登録者数がどれだけ多くても、ガイドライン違反が続けばチャンネルを失うことを示す事例です。

参照:J-CASTニュース
参照:All About ニュース

YouTubeで炎上したらどうなる?主な6つの影響

YouTubeで炎上したらどうなる?主な6つの影響

YouTubeで炎上すると、一時的に再生数が伸びることもありますが、その代償は小さくありません。

ここでは、炎上がチャンネルや本人に与える主な影響を解説します。

  • チャンネル登録者数が減る
  • 広告収入や企業案件に影響する
  • コメント欄が荒れ、関係のない動画まで批判される
  • 他のSNSや検索結果にまで悪評が広がる
  • ネタ動画にされて風評被害が長引く
  • 本人や家族が精神的に追い詰められる

チャンネル登録者数が減る

炎上して誹謗中傷のコメントが増えると、荒れたコメント欄を見た視聴者がチャンネル登録を解除することがあります。

チャンネル登録者数は、企業案件や他のクリエイターとのコラボを検討する際の判断材料にもなるため、登録者数の減少は活動の幅を狭めることにつながります。

広告収入や企業案件に影響する

炎上によってスポンサー企業がイメージの悪化を懸念し、案件の打ち切りや契約の解除を判断するケースがあります。

また、動画の内容がYouTubeの「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」に合わないと判断されると、広告が制限され、収益が大きく減ることもあります。

コメント欄が荒れ、関係のない動画まで批判される

炎上が深刻になると、問題の動画だけでなく、チャンネル内の関係のない動画にまで批判コメントが書き込まれるようになります。

コメント欄を非表示にすれば一時的に批判は見えなくなりますが、「批判から逃げている」と受け取られて、かえって反発を招くこともあります。対応の仕方には注意が必要です。

他のSNSや検索結果にまで悪評が広がる

YouTubeでの炎上は、XやInstagram、掲示板、まとめサイトなどにも広がります。発言の切り抜きが共有されると、もはや本人では拡散を止められません。

さらに、炎上を取り上げたニュースやまとめ記事が検索結果の上位に表示されたり、チャンネル名で検索したときに「炎上」「やばい」などのネガティブなサジェストが表示されたりすると、炎上が落ち着いた後も悪評が残り続けることになります。

ネタ動画にされて風評被害が長引く

YouTubeには、他のクリエイターの炎上やゴシップを取り上げて再生数を伸ばすチャンネルもあります。

炎上動画を見た人のおすすめ欄には、その炎上を取り上げた動画が表示されやすくなるため、視聴者は何度も炎上の話題を目にすることになります。

自分の動画であれば削除やコメントの非表示で対応できますが、他人の動画は自分で削除できないため、対処が難しいのが実情です。

本人や家族が精神的に追い詰められる

YouTubeで活動している人の多くは一般の個人です。

大量の誹謗中傷を受け続けると、精神的なストレスから動画制作の意欲が下がり、継続的な投稿が難しくなることがあります。

批判が過熱すると、配偶者や家族のSNSにまで攻撃が及んだり、家族のプライバシーが詮索されたりするケースもあります。

一人で抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談することが大切です。

誹謗中傷の削除については、セーファーインターネット協会の「誹謗中傷ホットライン」に相談できます。つらい気持ちが続く場合は、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で電話やSNSの相談窓口を探せます。

YouTubeが炎上したときの対処法

YouTubeが炎上したときの対処法

どれだけ気をつけていても、炎上してしまうことはあります。炎上したときは、感情的に反応する前に落ち着いて状況を整理し、次の順番で対応しましょう。

  1. 状況を把握し、批判の原因を確認する
  2. 言い訳をせずに誠実に謝罪する
  3. 動画を残すか削除するかを判断する
  4. 推移を見守りながら再発防止策を示す

ステップ1:状況を把握し、批判の原因を確認する

まずは、どの動画や発言が、どのような理由で批判されているのかを確認します。批判の内容を正確に把握しないまま謝罪すると、的外れな謝罪になり、二次炎上につながるおそれがあります。

事務所に所属している場合や企業の公式チャンネルの場合は、独断で動かず、マネージャーや広報担当と対応方針を相談しましょう。

ステップ2:言い訳をせずに誠実に謝罪する

自分に非がある場合は、できるだけ早く謝罪します。謝罪では、何が問題だったのか、どう反省しているのかを具体的に伝えることが大切です。

「そんなつもりはなかった」「〇〇のせいだった」といった言い訳は、責任逃れと受け取られやすく逆効果です。動画やSNSなど複数の場所で謝罪する場合は、内容に一貫性を持たせましょう。

ヴァンビさんやつーさんとゆっぴの事例のように、謝罪の方法や場所が視聴者の期待とずれていると、謝罪そのものが批判の対象になることもあります。

普段動画で発信しているなら動画で説明するなど、視聴者に届く形で誠実に説明することを意識しましょう。

ステップ3:動画を残すか削除するかを判断する

問題の動画をすぐに削除すれば、元動画からの新たな拡散を抑えられる可能性があります。

ただし、すでに出回っている切り抜きや転載までは止められません。

一方で、何の説明もなく削除すると「隠蔽した」「逃げた」と受け取られ、炎上が悪化することもあります。

削除する場合は、削除した理由と今後の対応を説明しましょう。

中町兄妹の事例のように、問題の部分を削除したうえで謝罪動画を公開するのも一つの方法です。

ステップ4:推移を見守りながら再発防止策を示す

謝罪後は、批判の広がり方や内容を確認しながら、落ち着くまで発信を控えることも選択肢の一つです。

ただし、ただ放置するのではなく、状況を見ながら次の対応を準備しておく必要があります。

あわせて、企画のチェック体制の見直しなど、具体的な再発防止策を示すことが信頼回復につながります。

誹謗中傷が度を越えている場合は、弁護士への相談も検討しましょう。

自分のチャンネルでできる誹謗中傷コメント対策

自分のチャンネルでできる誹謗中傷コメント対策

YouTubeには、チャンネル側で不適切なコメントを管理する機能があります。炎上時はもちろん、普段から設定しておくことで、誹謗中傷コメントによる被害を抑えられます。

※本記事の操作手順・画面名称は2026年11月時点のものです。YouTubeの仕様変更により、実際の表示と異なる場合があります。

  • 特定のユーザーを非表示にする
  • コメントを承認制にする
  • 特定の言葉をブロックする
  • コメント欄をオフにする

特定のユーザーを非表示にする

繰り返し誹謗中傷を書き込むユーザーには、「ユーザーをチャンネルに表示しない」機能が有効です。

  1. 対象のコメントを表示する
  2. コメント横の「︙」(その他)をクリックする
  3. 「ユーザーをチャンネルに表示しない」を選択する

非表示にすると、そのユーザーのコメントはチャンネル上に表示されなくなります。相手に通知されずに対応できるのがメリットです。

誤って非表示にした場合は、YouTube Studioのコミュニティ管理の設定から解除できます。

コメントを承認制にする

コメントを承認制にすると、投稿されたコメントはチャンネル側が承認するまで公開されません。炎上中など、コメントが荒れやすい時期に特に有効です。

動画ごとに設定する場合の手順は、次のとおりです。

  1. YouTube Studioにログインする
  2. 左側のメニューから「コンテンツ」を選択する
  3. 対象の動画をクリックし、「さらに表示」を開く
  4. 「コメントと評価」でコメントを保留して確認する設定を選ぶ
  5. 「保存」をクリックする

これから投稿する動画全体に適用したい場合は、YouTube Studioの設定にある「コミュニティの管理」から変更できます。

承認制にしても、すでに公開されているコメントはそのまま残ります。また、承認作業に手間がかかり、視聴者とのリアルタイムなやり取りがしにくくなる点にも注意しましょう。

特定の言葉をブロックする

誹謗中傷によく使われる言葉や、自分や家族の本名などをあらかじめ登録しておくと、その言葉を含むコメントを自動的に保留できます。

  1. YouTube Studioにログインする
  2. 設定から「コミュニティの管理」→「コンテンツ管理」を開く
  3. 「ブロックする単語」の欄にブロックしたい言葉を入力する(複数の場合はカンマで区切る)
  4. 「保存」をクリックする

ただし、登録する言葉が多すぎると、問題のないコメントまで保留されてしまいます。定期的に見直して調整しましょう。

参照:YouTubeヘルプ「チャンネルの管理設定を管理する」

コメント欄をオフにする

批判が収まらない場合は、コメント欄そのものをオフにする方法もあります。動画ごとに変更する場合は、承認制と同じく動画の「コメントと評価」から設定できます。

コメント欄をオフにすると誹謗中傷は防げますが、ファンとの交流もできなくなり、チャンネルの成長に影響する可能性があります。炎上が落ち着いたら元に戻すなど、状況に応じて使い分けましょう。

他のチャンネルに書かれた誹謗中傷への対処法

他のチャンネルに書かれた誹謗中傷への対処法

自分のチャンネルのコメントは自分で管理できますが、他人が投稿した炎上ネタ動画や、そのコメント欄に書かれた誹謗中傷は、自分で削除することができません。

ここでは、そのような場合にとれる対処法を解説します。

  • コメントや動画を通報する
  • プライバシー侵害の申し立てをする
  • 名誉毀損などの法的な申し立てをする

コメントや動画を通報する

YouTubeのコメントや動画は、「︙」(その他)のメニューから通報できます。YouTubeのコミュニティガイドラインに違反している内容であれば、削除される可能性があります。

ただし、通報すれば必ず削除されるわけではありません。また、大量のコメントを一つひとつ確認して通報するのは手間がかかるため、悪質なものから優先して通報するのが現実的です。

プライバシー侵害の申し立てをする

住所や本名、顔写真などの個人情報が無断で公開されている場合は、YouTubeの「プライバシー侵害の申し立て手続き」を利用できます。動画だけでなく、プライバシーを侵害するコメントも申し立ての対象です。

申し立ては、原則として本人または法定代理人が行います。YouTubeは、申し立ての前にまず投稿者へ削除を依頼することを案内しています。

参照:YouTubeヘルプ「個人情報の保護」

名誉毀損などの法的な申し立てをする

社会的な評価を下げる内容を投稿された場合は、内容が事実かどうかにかかわらず、YouTubeに名誉毀損などの法的な申し立てを検討できる場合があります。

なお、名誉毀損の成立には個別の要件があり、内容の真実性や公益性などによって違法性が否定されることもあります。

YouTubeのガイドライン違反にはあたらない投稿でも、法律上の問題がある場合は削除される可能性があります。

判断に迷う場合は、弁護士に相談するとよいでしょう。

参照:YouTubeヘルプ「名誉毀損の申し立ての要件」

悪質な誹謗中傷コメントは名誉毀損などで訴えることができる

悪質な誹謗中傷コメントは名誉毀損などで訴えることができる

炎上時に寄せられるコメントの中には、軽く受け流せない悪質なものもあります。悪質性が高い場合は、名誉毀損などで法的措置をとることも検討しましょう。

  • 法的措置の対象になり得るコメントの例
  • 誹謗中傷コメントを訴える場合の流れ

関連記事
・誹謗中傷やデマに「どうすればよいかわからない」時の初動対応・相談先・解決策を解説

法的措置の対象になり得るコメントの例

名誉毀損罪は、刑法で次のように定められています。

公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の拘禁刑又は五十万円以下の罰金に処する。

引用:e-Gov法令検索「刑法」第230条第1項

YouTubeのコメントで問題になりやすい誹謗中傷の例と、問われる可能性のある罪・責任は次のとおりです。

誹謗中傷の種類コメント例問われる可能性のある罪・責任
事実を挙げて評価を下げる「〇〇は昔、犯罪者だった」名誉毀損罪
人格を否定する「〇〇は無能、存在する価値がない」侮辱罪
個人情報をさらす「〇〇の住所は〇〇県〇〇市〇〇番地」プライバシー侵害(民事上の責任)
危害を加えると脅す「今度動画を上げたら家まで行くからな」脅迫罪

実際に罪が成立するかどうかは、表現の内容や前後の文脈などによって判断されます。複数の罪や責任が重なる場合もあるため、どの罪にあたるかは弁護士に確認することが大切です。

誹謗中傷コメントを訴える場合の流れ

YouTubeの誹謗中傷コメントについて法的措置をとる場合、一般的には次のような流れで進めます。

  1. コメントのスクリーンショットやURL、投稿日時を保存する
  2. 弁護士に相談し、法的措置が可能かを確認する
  3. 発信者情報開示命令の申立てを行い、投稿者を特定する
  4. 損害賠償請求(示談交渉・民事訴訟)や刑事告訴を行う

2022年10月に施行された改正プロバイダ責任制限法により「発信者情報開示命令」の制度が導入され、以前より投稿者を特定する手続きが進めやすくなりました。

それでも、手続きには時間と費用がかかるため、弁護士とよく相談して見通しを立ててから進めましょう。

投稿が削除されると証拠が残らなくなるため、まずは証拠の保存を最優先にしてください。

炎上による風評被害を長引かせないための対策

炎上による風評被害を長引かせないための対策

YouTubeの炎上で生まれた悪評は、動画を削除しても、ニュース記事やまとめサイト、検索結果、サジェストに残り続けます。

チャンネル名や本名で検索されるたびにネガティブな情報が目に入る状態が続くと、企業案件や今後の活動に長く影響するおそれがあります。

自分で削除できない情報に対しては、専門の風評被害対策が有効です。

アクシアカンパニーでは、検索結果に表示されるネガティブな情報を目立たなくする「逆SEO対策」や、検索候補に不適切な言葉が表示されないようにする「サジェスト対策」を提供しています。

炎上が落ち着いた段階で早めに対策を始めることで、悪評の拡散を最小限に抑え、信頼回復までの時間を短くすることにつながります。

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YouTubeの炎上を防ぐための5つの対策

YouTubeの炎上を防ぐための5つの対策

YouTubeの炎上は、日頃の心がけである程度防ぐことができます。守れているつもりでも意外と抜けていることが多いので、改めて確認してみてください。

炎上を防ぐためのチェックポイント
  • YouTubeのガイドラインを守る
  • 他人を批判・攻撃する言動をしない
  • 公開前に第三者のチェックを受ける
  • PRは適切に表記し、過度な宣伝を控える
  • 著作権を侵害していないか確認する

YouTubeのガイドラインを守る

YouTubeのコミュニティガイドラインに違反すると、動画の削除や収益化の停止、最悪の場合はチャンネルの削除につながります。

特に、次のようなコンテンツは厳しく制限されています。

  • スパムや誤解を招くコンテンツ
  • 性的なコンテンツ
  • 暴力的・危険なコンテンツ
  • 規制対象の商品を扱うコンテンツ
  • 誤った情報

ガイドラインは定期的に更新されるため、投稿前に最新の内容を確認する習慣をつけましょう。年齢制限の設定やPRの表記など、視聴者に対する透明性も大切です。

他人を批判・攻撃する言動をしない

他人への批判や攻撃は視聴者の反発を招き、発信者自身の人柄への不信感にもつながります。社会問題などに触れる場合も、個人攻撃ではなく、問題点に焦点を当てることを意識しましょう。

誤った情報を発信してしまった場合は、早めに訂正し、謝罪する誠実さも必要です。ユーモアは大切ですが、誰かを傷つける笑いは避けましょう。

公開前に第三者のチェックを受ける

自分たちだけで動画を作っていると、見方が偏り、問題点を見落としやすくなります。

公開前に第三者に見てもらうことで、視聴者が不快に感じる表現や誤解を招く内容に気づきやすくなります。

信頼できる友人や家族、編集担当者など、制作に直接関わっていない人に確認してもらうのが効果的です。

PRは適切に表記し、過度な宣伝を控える

視聴者は、役に立つ情報や面白いコンテンツを求めてYouTubeを見ています。企業案件や宣伝ばかりが続くと、チャンネルへの信頼を失い、視聴者離れにつながります。

企業から依頼を受けて紹介する場合は、YouTubeの「有料プロモーション」の設定や概要欄でのPR表記を忘れないようにしましょう。

表記が漏れていると、広告主である事業者が景品表示法の規制対象となる可能性があります。

参照:消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」

著作権を侵害していないか確認する

動画で使う音楽や画像、映像は、引用などの例外を除き、一部であっても無断で使用すると著作権侵害になる可能性があります。

フリー素材であっても、利用規約をよく確認する必要があります。

著作権侵害は、動画の削除や著作権侵害の警告につながるだけでなく、法的な問題やチャンネルの信頼低下にもつながります。

不安な場合は、権利者に許可を取るか、専門家に相談しましょう。

YouTubeの炎上に関するよくある質問

YouTubeの炎上について、クリエイターや企業の担当者からよく寄せられる疑問にQ&A形式でお答えします。

Q:YouTubeで炎上すると広告収入や企業案件に影響はありますか?

影響が出る可能性は高いといえます。

スポンサー企業がイメージの悪化を懸念して案件を見直すほか、動画が広告掲載に適さないと判断されると、広告が制限されて収益が減ります。

YouTubeは「クリエイターの責任」ポリシーで、YouTube外での行動も含めて重大な問題があれば収益化を停止する可能性があるとしています。

Q:炎上がきっかけでチャンネルが伸びることはありますか?

炎上直後は話題になり、一時的に再生数が増えることはあります。

ただ、その多くは批判目的の視聴で、広告の制限や案件の打ち切り、アンチの増加といったマイナスのほうが長く残りがちです。

チャンネルを育てる手段として炎上を狙うのはおすすめできません。

Q:YouTubeで炎上したとき、企業と個人では対応はどう違いますか?

企業の公式チャンネルでは、ブランドや取引先、従業員にも影響が及ぶため、広報や法務と連携して組織として対応方針を決め、公式サイトなどでも説明するのが一般的です。

個人の場合は自分で判断する場面が多くなりますが、事務所に所属していれば事務所と相談し、身の安全や家族のプライバシーを守ることを優先しましょう。

Q:YouTubeで炎上するとアカウント停止やBANされることはありますか?

炎上そのものが理由でBANされるわけではありませんが、炎上のきっかけになった動画がコミュニティガイドラインに違反していれば、警告やチャンネル削除の対象になります。

ジュキヤさんの事例のように、違反が続けば複数のチャンネルがすべて削除されることもあります。

Q:YouTubeの炎上がテレビやネットニュースで取り上げられることはありますか?

登録者数の多いチャンネルの炎上は、ネットニュースやワイドショーで取り上げられることが珍しくありません。

ニュース記事は検索結果に長く残るため、炎上が落ち着いた後も名前で検索されるたびに目に触れることになります。早めに風評被害対策を検討しておくと安心です。

まとめ:YouTubeの炎上に備え、事前の対策と冷静な対応を

誰もが発信者になれるYouTubeは、常に炎上のリスクと隣り合わせです。

一度炎上すると、登録者数の減少や広告収入・企業案件への影響だけでなく、YouTube以外の仕事や家族の生活にまで影響が広がることがあります。

一方で、ガイドラインの遵守や公開前のチェック、コメント欄の適切な管理によって、炎上のリスクは大きく減らせます。

万が一炎上してしまった場合も、状況を正しく把握し、誠実に謝罪すること、悪質な誹謗中傷には法的措置も含めて冷静に対応することが大切です。

炎上の記録は、検索結果やサジェストに長く残ります。動画の削除だけでは消えない悪評にお困りの場合は、専門家への相談も検討してください。

アクシアWEBマーケティングラボ

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