Indeed(インディード)は、世界最大の求人検索エンジンを持つ、日本でもテレビCMで誰もが一度は見たことのある有名な求人掲載サイトです。
全世界で月に3.5億人がIndeed(インディード)に訪れて、2.95億人の履歴書作成が行われており、口コミと評価の数は10億にも及びます。(参考:Indeed)
そのため、口コミや求人が与える影響力は非常に大きく、企業にとっては良い評判が集まることが採用活動にプラスとなる一方で、逆に悪い評判が拡散されると大きなダメージを受ける可能性もあるので注意が必要です。
この記事では、口コミの削除方法や影響について解説するので、必要な知識を身に付けて、風評被害から企業を守って下さい。
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コンテンツ目次
CMでも有名な求人掲載サイトIndeed(インディード)とは?
テレビCMで有名なIndeed(インディード)ですが、その言葉の意味や、実際の使い方を詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、Indeed(インディード)の言葉の意味から、口コミの投稿、Indeed PLUS(インディードプラス)との違いなどを解説していきます。
Indeed(インディード)ってどういう意味?
Indeed(インディード)という言葉には、以下のような意味があります。
それぞれの意味を例文を使ってまとめました。
意味 | 例文 | 日本語訳 |
強調:本当に、確かに | It is indeed cold today. | 今日は本当に寒い。 |
相手に賛同して強調:もちろん | “Are you satisfied?” “Yes indeed!” | 「満足していますか?」 「はい、もちろん!」 |
前言を強調:実際 | He is smart. Indeed, a genius. | 彼は賢い。実際、天才だ。 |
butと合わせる:実は | He seemed fine, but indeed he was upset. | 彼は平気そうだったが、実は動揺していた。 |
皮肉・疑い:本当に? | “I can run 10 kilometers.” “Indeed?” | 「10キロ走れるよ。」 「本当に?」 |
イギリスでよく強調するときに使われる英語です。アメリカでも使われることはありますが、どちらかというと、アメリカ英語の場合は「in fact」「in reality」と同様に、「実は」「実際は」といった意味で使われます。
口コミはどんな人が書けるの?
Indeed(インディード)に書かれている口コミは、実際に働いている人か、過去に働いていた経験のある人の口コミだけです。
実際に口コミを見てみると、事務職(現職)や、販売スタッフ(退社済み)のように口コミ投稿者の職種と在籍状況が書かれています。
このことからも分かるように、Indeed(インディード)の口コミは匿名で投稿されています。
匿名ということは、気軽に書き込みができる反面、悪い評判を書き込まれる可能性も高くなるということです。
Indeed(インディード)の口コミを見ていると、途中でポップアップが出て、それ以上口コミが見れなくなります。これはそのポップアップから自分が1件口コミを書くことで、Indeed(インディード)のサイト内のすべての口コミが見れるようになります。
ログインしないと口コミを投稿できない
口コミを投稿するには、Indeed(インディード)のアカウントを作成し、ログインをしなければいけません。
またアカウントを作成すると、履歴書作成が可能になります。
作成した履歴書は採用企業にそのまま見てもらうことも可能です。
そのほかにも、求人情報の細かい検索条件の設定や、自分の口コミの管理もできて便利になります。
ちなみに、自分の口コミ内容が世間的にあまり良くないものだったとしても、それが次の求人の応募に影響を受けることはありません。履歴書などは公開設定をしていれば企業に見られますが、口コミは完全に匿名になっています。
Indeed(インディード)と Indeed PLUS(インディードプラス)の違いは?
Indeed(インディード)とは別に、Indeed PLUS(インディードプラス)という言葉があります。
Indeed PLUS(インディードプラス)とは、複数の求人サイトと複数のATS(採用管理システム)を繋いだ、求人配信プラットフォームのことです。
採用企業と応募者のマッチングの拡大や、企業の採用活動の効率化を目的に作られています。
以下の7つの求人サイトが、Indeed PLUS(インディードプラス)に連携しています。
Indeed(インディード)
とらばーゆ
フロムエーナビ
タウンワーク
はたらいく
リクナビNEXT
リクナビ派遣
つまり、Indeed(インディード)上で求人を検索したときに、これらのIndeed PLUS(インディードプラス)連携サイトの求人もIndeed上で閲覧することが可能です。
また、Indeed PLUS(インディードプラス)に連携された求人は、この7つのサイトから最適なサイトに振り分けて自動で求人掲載してくれるようになります。
この7つの求人サイトを合わせると、国内の求人サイト利用者のおよそ7割に求人を閲覧してもらうことができます。
求人掲載をしていないのに自分の会社の名前がある
Indeed(インディード)を閲覧していると、求人掲載した覚えがないのに、自分の会社の名前があったことはありませんか。
Indeed(インディード)では、企業に在籍している人か、過去に働いた経験がある人ならば、誰でも口コミを書くことができます。
そのため、求人掲載されていない企業であっても、口コミが投稿されれば企業情報が登録されます。
誰かが勝手にでたらめな求人掲載をしているわけではないので、安心してください。
悪い評判を書き込まれる可能性のある他の転職サイト
Indeed(インディード)以外にも、口コミに悪い評判を書かれる可能性のある転職サイトはあります。
代表的な転職サイトをまとめました。
- エン転職…株式会社エン・ジャパン
- OpenWork(旧Vorkers)…オープンワーク株式会社
- 転職会議…株式会社リブセンス
- キャリコネ…株式会社グローバルウェイ
これらのサイトのほとんどが、年収や昇給制度といった社内でしか知ることができない内情を、投稿者が赤裸々に報告しています。これらは風評被害に繋がりやすく、企業としても放っておけない場合があります。
Indeed(インディード)の口コミのポリシー
Indeed(インディード)では口コミに対するポリシーやガイドラインが公表されています。
ポリシーの冒頭には以下のような記載があります。
重要:Indeed のガイドラインまたはポリシーに違反する企業クチコミの投稿は、Indeed のプラットフォームから削除される場合があります。
このようにIndeed(インディード)では、悪質な口コミに対して厳しい姿勢を示しています。
ここからは、ポリシーから読み取れる違反内容と、実際にどんなことを口コミで書かれるのか、その例文を紹介していきます。
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ポリシーから読み取れる違反内容
まず大前提として、企業の従業員または元従業員が、個人的な経験に基づいて、自身ならではの口コミを書くことを基本としています。
その上で、違反になるような表現について説明している部分を抜粋しました。
クチコミは個人的な経験や意見であり、そこには個人的な感情が含まれていることもあり得ます。ただし Indeed は、違法、詐欺的、差別的、脅迫的、暴力的、中傷的、攻撃的、わいせつ、その他不快な内容や、性別、民族、人種その他に基づく差別的な中傷を含む内容、企業との関連性や具体性に欠ける内容を承認せず、そのようなコンテンツを削除する権利を留保します。
クチコミに記載する内容は、純粋にあなた自身の意見である必要があります。企業での全体的な勤務経験に影響を与えた人物についての記載がふさわしい場合もありますが、個人を特定できるような情報は記載しないでください。
企業クチコミは、犯罪行為や社内での出来事を報告する場所ではありません。違法行為の申し立てを含む内容は、Indeed のプラットフォームからの削除対象となります。
Indeed は、クチコミの投稿者が報酬を得た、またはクチコミを残すよう強要されたことが証明された場合、そのクチコミを削除する権利を留保します。
抜粋箇所をもう少し分かりやすくまとめます。
不適切な内容の禁止
違法行為、差別、暴力、わいせつな表現など、不快な内容の口コミは削除対象となる。
個人情報の記載禁止
個人を特定できるような情報を含めてはいけない。
犯罪行為の報告場所ではない
口コミは企業の違法行為を報告するための場ではなく、そのような内容は削除される。
報酬や強要による口コミの禁止
報酬を受け取ったり、口コミを強制された投稿は削除される可能性がある。
実際に書かれる可能性のある口コミの例文
ここではIndeed(インディード)で公表されているポリシーを元に、実際にどんな口コミを書かれる可能性があるのか、その例文を紹介します。
- サービス残業が常態化していて、タイムカードを押した後も働かされる。
- 採用面接時に聞いていた条件と、実際の待遇が大きく異なる。
- 〇〇課長は気分屋で、気に入らない社員に嫌がらせをする。
- △△さんが毎日暴言を吐いて、働ける環境ではない。
- 社長が会社の資金を私的に使っているらしい。
- もうすぐ倒産するらしいが、社員には何も知らされていない。
- 女性社員はただのお飾りで全く役に立たない人ばかり。
- 管理職は無能で部下に全部仕事を丸投げしていた。
- 辞めさせたことを後悔させてやる、絶対に潰してやるからな。
- 会社の内部情報を漏らして、必ずダメージを与えてやる。
Indeed(インディード)に悪い評判が書かれる理由
Indeed(インディード)に、悪い評判が書かれる理由は、その口コミのほとんどが恨みが起因して書かれたものだからです。
Indeed(インディード)の口コミは現職の人も投稿できますが、辞めた人の投稿の方が多いです。
辞めた人というのは、その会社に少なからず不満を持っていたから辞めていたわけで、そうなると書かれる口コミの内容はおのずとネガティブなものが多くなる傾向にあります。
その中で、例えば会社と対立して不満を持ったまま辞めた人などが、その会社への腹いせに、根も葉もないことを書いてストレス発散する人が少なからず出てきます。
もともとこのような転職求人サイトは、悪口が書かれやすい性質があるのです。
Indeed(インディード)の悪い評判が企業に与える影響
悪い評判を放置しておくと、企業にとって様々な悪影響が出てきます。
ここではIndeed(インディード)の悪い評判が、企業にどのような影響を与えるのか解説します。
応募者の減少
悪い評判が投稿されると、応募者はその企業に対してマイナスイメージを持ってしまいます。
特に仕事内容や職場環境に関するネガティブな口コミは、応募をためらわせる大きな原因です。
悪い評判が拡散すれば、応募者数が大幅に減少し、人材確保が難しくなります。
人材確保ができないと、会社の将来にもその影響が続いてしまいます。
企業イメージが低下
悪い評判は、企業のブランドイメージに直接的なダメージを与えます。
ネガティブな口コミが長期間残ったままでは、企業の信頼性が損なわれ、ビジネスパートナーや顧客にも悪い印象を与え経営悪化につながる恐れもあり、注意が必要です。
さらにSNSなどで拡散されてしまうと、その悪いイメージを払しょくするには多大な時間がかかり、企業イメージの低下は深刻な問題となります。
自分たちで手に負えない時は、風評被害対策の業者に依頼することをおすすめします。
離職率の上昇
悪い評判が広がると、社内の社員にも悪い影響を及ぼします。
特に社内環境や待遇に関する悪い口コミは、社員が自分たちの働く場所がどのように見られているのかを意識するきっかけの一つです。
その結果、自分のおかれている境遇がとても悪いことだと認識し、辞めたいと思う人が出てきます。
これが、職場のモチベーション低下につながり、離職率が上昇する原因となります。
人材の確保も難しくなり、社内の優秀な人材も失うとなると、それはもう会社の存続の危機です。
求人掲載コストの増加
応募者が減少し、離職率が上昇すれば、企業は新たな人材を確保するために、さらに多くの求人広告を出す必要があります。
今まで以上に求人掲載コストが増加し、予算が圧迫されます。
さらに、悪い評判を回復するためのイメージ戦略やキャンペーンなどの広告費も生じるため、追加のマーケティング費用もかかることになります。
このようなことにならないためにも、日ごろから悪口を書かれないような、健全な経営と社内環境を保つことが最も重要といえるでしょう。
Indeed(インディード)の口コミの削除方法
Indeed(インディード)の口コミを削除するには、主に自分で行う方法と弁護士を通じて法的手段を取る方法の2つがあります。
それぞれの方法を詳しく解説します。
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本人以外は口コミを削除できない
まず知っておきたいのが、Indeed(インディード)の口コミは、投稿した本人以外は任意で投稿を削除することができないということです。
そのため、どうしても他人の口コミを削除したいとなると、別の手段を取らなければいけません。
また悪い評判を削除することだけに注力するのではなく、その後の風評被害のケアも大事なってきます。
違反報告する
まずは、会社にとって経営に影響を与えるような悪い評判を見つけたら、違反報告をしましょう。
Indeed(インディード)では、ポリシーが公表されており、そのガイドラインに違反しているものは削除してもらえる可能性があります。
違反報告の手順は以下の通りです。
削除したい口コミのページを開く
口コミの右下の「報告する」をクリック
違反がどのようなものか種類を選びチェックを入れる
「送信」をクリック
違反報告をしたからと言って必ずしも削除してもらえるとは限りません。削除してもらえない場合は法的な手段を取る必要があります。
アカウントを削除する
企業のアカウントそのものを削除することで、物理的に口コミが見れないようにすることもできます。
ただし求人掲載ができなくなってしまうので、この方法は求人活動をしばらくしない時や、求人活動が終わった時にしか使えない方法です。
アカウント削除するには、Indeed(インディード)の「リクエストを送信」で、「アカウントを無効」を選択し、説明欄にその旨を記載し「登録」をクリックすることで、削除ができます。
スポンサー求人などの有料オプションを使用してお金をチャージしていた場合、そのお金は戻ってこないので注意が必要です。
弁護士に依頼して削除してもらう
Indeed(インディード)に違反報告をしたけど、削除してもらえなかった場合は、弁護士に依頼しましょう。
弁護士はプロバイダ責任制限法に基づいて、口コミ投稿者の情報開示請求を行います。
これによって口コミ投稿者が特定できれば、投稿者本人に内容証明郵便を送り、削除や再発防止の警告をします。
それでも投稿者が従わなければ、裁判所に仮所分申請をして、削除命令をしてもらうことも可能です。
被害の影響が大きければ、損害賠償を求めるケースもあります。
Indeed(インディード)の口コミが削除できない時の対処方法
どうしても口コミが削除できない時や、弁護士に頼んでまで削除するのはちょっと気が引けると思っている場合は、その口コミの影響を最小限にとどめる対処法があります。
口コミに返信をする
Indeed(インディード)の口コミ機能は、企業がその口コミに対して返信することができます。
このような口コミに対する返信機能は、他の求人転職サイトではあまり見られない機能なので、しっかりと活用しましょう。
口コミの返信は、良い口コミも悪い口コミも平等にすべての口コミに対して返信を行います。
すべての口コミに対して丁寧で真摯に対応する姿は、それを見ている人に好印象を与えることが可能です。
悪い口コミを書いた本人に気持ちが伝わらなくても、間接的に好印象を与えられるのが大きいです。
労働環境を改善する
口コミの中には、労働環境に不満を持った内容も多くあります。
残業が多い、昇給できない、休みが少ないなどありますが、これらは自社が改善すれば無くなることです。
また労働環境の不満ではなく、会社を貶めるような内容や批判が書かれていたとします。
表面的に見ればそれは単なる悪口ですが、その悪口を書いた背景には、労働環境への不満があった可能性もあります。
労働環境の不満に対するストレス発散で、別の悪口を書いていたとしたら、労働環境を改善することは悪い評判を減少させる大きなチャンスです。
良い口コミを増やす
Indeed(インディード)の口コミは、現職中の方も書くことができます。
従業員に自分の会社の良いところを、たくさん口コミにしてもらうことで、企業のブランドイメージを守ることができます。
もちろん、従業員に必ず良い口コミを書くように強要することは、ガイドライン違反にもつながるので注意が必要です。
業者に逆SEO対策をしてもらう
風評被害対策の専門業者に逆SEO対策をしてもらうことで、被害の拡大を抑えることができます。
逆SEO対策とは、ネガティブなワードが検索で上位に表示されたり、検索予測に出たりするのを防ぐ施策です。
根本的に口コミそのものを削除するわけではありませんが、口コミから広がった噂や、その口コミ自体を検索したときに表示されにくくする効果があります。
専門業者に依頼することで手間も省けて、精神的にも楽になるので、手軽に風評被害対策をしたいならおすすめの手段です。
Indeed(インディード)の口コミの削除についてまとめ
Indeed(インディード)の口コミは、企業にとって大きな影響を与えるため、悪い評判への対応は重要です。
違反報告や法的手段を通じた削除はもちろん、企業側での労働環境の改善や積極的な口コミへの返信など、様々な手段があります。
口コミの削除が難しい場合でも、適切な対処を行うことで、企業イメージを大きく損なわずに採用活動を続けることができます。
また、逆SEO対策などを専門業者に依頼することで、ネガティブな口コミの影響を最小限に抑えることも可能です。
今後の企業のイメージ戦略には、日ごろの口コミの監視と、悪い評判に対する迅速で適切な対応が不可欠になります。
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Indeed(インディード)の意味や、口コミ、求人掲載の仕組み、さらにIndeed PLUS(インディードプラス)のことも解説するので、Indeed(インディード)のことを詳しく知ることができます。