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オンラインレピュテーションマネジメントとは?ORMが企業に求められる理由

オンラインレピュテーションマネジメントとは?ORMが企業に求められる理由

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)とは、オンライン上の評判を管理したり改善したりすることです。

オンライン上のネガティブな言葉が持つ力は強く、口コミ・レビューサイトやSNSにおけるネガティブ投稿は、消費者の購買意欲を減衰させる大きな原因となっています。

このためオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を上手く活用して、企業のオンライン評判をコントロールすることは、企業の成長に欠かせなくなっています。

ただ一言にオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)といっても、イメージが湧きにくいと思います。

アクシアWEBマーケティングラボ

この記事では、どの業界の人にも分かるように、具体的な話に落とし込んでわかりやすさを重視して解説していきます。

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コンテンツ目次

オンラインレピュテーションマネジメントとは?

オンラインレピュテーションマネジメントとは?

オンラインレピュテーションマネジメントとは、英語で「Online Reputation management」と書き、ORMと略されることもあります。

1998年にGoogleの検索エンジンが登場して以降、一般家庭でもネット上で情報収集することが当たり前になりました。

2000年代にはFacebook、YouTube、Twitter(現:X)といったSNSと、口コミレビューサイトの反映によって、オンライン上の消費者行動も大きく変わりました。

このことによって、近年オンラインレピュテーションマネジメントは、企業活動においてなくてはならない存在となっています。

ORMとはオンライン評判を管理・改善すること

ORMとは簡単にいうと、オンライン評判を管理・改善することです。

レピュテーション(Reputation)には「評判」という意味があります。

具体的には、さまざまなWeb施策を活用し、ネガティブな情報の露出を抑えてポジティブな情報を発信していくことです。

企業のオンライン上での評判は、消費者、得意先、株主などさまざまな顧客に影響をもたらします。

ORMにしっかりと取り組んでいる企業は、なにか不祥事や炎上のようなリスクが降りかかった時にも、適切な対応を行い被害を最小限にとどめることが可能です。

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ORMは「Object Relational Mapping」という別の言葉の略語でもあります。こちらは主にソフトウェア開発で使われる用語で、今回の記事とは関係ないので混同しないように注意しましょう。

なぜオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)が必要なのか

なぜオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)が必要なのか

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)が必要とされる背景には、オンライン評判による消費者行動とSNSを始めとした風評被害が挙げられます。

これらは、企業の経営や売り上げにも関わる重大な要素のため、必要とされています。

その理由を詳しく解説します。

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消費者の購買意欲に影響する

オンライン上の評判は、消費者の購買意欲に大きく関与します。

消費者庁が調査したデータによると以下のような結果が出ています。

インターネット上の口コミや評価が高い商品を選ぶと回答した人は、全体で70%以上もいます。

30代以下が80%以上と、特に口コミや評価への依存度が高いことが分かります。

ただ、60代でも54.3%と半数以上を占めるので、オンライン評判が消費者に与える影響力は高く、ORMが必要とされることが分かります。

ネガティブな言葉は強い

ネガティブな言葉は、ポジティブな言葉よりも強い性質をもっています。

人は、ネガティブで刺激的なことへの知的好奇心が強い生き物です。

ホラー映画が怖いことが分かっていてもつい見たくなってしまう、そのような心理が働きやすいのです。

オンライン評価においてもそれは同じです。

ネガティブな言葉は、記憶や印象に残りやすく、噂のネタにもされやすくなります。

また、消費者庁が調査したデータにも以下のような結果が出ています。

高評価でも否定的な口コミを見ると購入をためらうと回答した人は、全体で63.9%もいます。

ここで重要なことは、高評価であってもためらうということです。

今は、通販サイトで、当たり前のように商品のレビューをみることができます。

いくらそこで、100件の高評価を獲得したとしても、たった1つのネガティブな口コミによって、63.9%もの人が購入をためらう可能性があるということです。

それほどネガティブな言葉は強く、オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)による対策が必要になります。

企業のブランド価値を守る必要がある

企業におけるブランドの価値とは、消費者に安心を与えるきっかけになります。

「みんなが使ってる」、「名前は聞いたことある」、「昔から長く続けている」、このようなブランド力は消費者に安心をもたらします。

例えば、電気屋さんに行って2つの商品でどちらを購入するか悩むときがあると思います。

このような時に、最後の決め手になるのはブランド価値であることが多いです。

消費者は「後悔しないように安心できるブランドにしておこう」と、購入における後悔の保険をそのブランドに対して買っているのです。

このようにブランド価値は、消費者の背中を押す重要な要素のため、オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を活用して守る必要があります。

SNSやソーシャルメディアによる拡散力の脅威

SNSやソーシャルメディアは2000年代以降に爆発的に普及し、今ではその情報の拡散性の高さを一つの武器として戦う企業もあります。

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)の観点からみると、ポジティブな情報を発信することに対して、SNSやソーシャルメディアは強い味方です。

ただ一方で、企業の不祥事や炎上が起こると、そのネガティブな情報は瞬く間に拡散され、全世界に共有されるリスクを持っています。

一度拡散されて、社会的にネガティブなイメージを植え付けられてしまうと、場合によっては経営悪化で倒産することもあります。

そのため企業は、信頼回復に全力で努めなければいけません。

このような被害やリスクを避けるためにも、企業にとってORMは必要とされています。

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を怠ると風評被害を生む

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を怠ると風評被害を生む

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を怠ると、風評被害を生んでしまいます。

オンライン上のネガティブな評判は、私たちの目に見えないところで広まり、知らないうちに被害となって現れるのです。

ここでは、実際にどのような風評被害につながるのかを解説します。

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ブランドイメージ失墜と社会的責任を追う

風評被害によって、ブランドイメージが失墜してしまいます。

企業のブランドには、長年培ってきた経験によるブランド、高い評価を得たことによる品質のブランド、多くの人に知れわたっているという名誉のブランドと、さまざまな種類があります。

企業努力によって、せっかく積み上げてきたこれらのブランドは、たった一つのネガティブな言葉が発端となり、噂が広がりやがて崩壊します。

昨今はSNSの拡散力も相まって、その風評被害が広がるスピードも速いです。

そして風評被害が顕著になると、社会的追究を求める世間の目も気にしなければいけなくなります。

日本は特に不祥事を起こした際の責任追及が厳しく、上層部が辞任したり給与カットをしたりといった、形ある責任を取らない事には納得しない傾向があります。

不買運動の激化

消費者の中で不買運動が目立つようになります。

不買運動がおこる理由は2つあって、1つは何か商品に問題があったときに「このブランドは他の商品も問題があるのではないか」という不安からくる不買運動です。

そして2つ目は、「問題を起こしたことによる責任を追うべきだ」という考えのもと一時的に売り上げを落とすための不買運動です。

いずれにしても、商品やサービスが売れなくなることは企業にとって大きな被害です。

長期化すると経営悪化につながり、さまざまな問題に転移してしまいます。

顧客離れ

風評被害が広まることで、顧客との関係が悪化します。

顧客には、主に消費者、株主、得意先、従業員などがあります。

企業はこれら顧客との良好な関係を保つことで、経営が上手く回っていると言えます。

例えば、スポンサーから広告費を貰ってなにかの活動をしている場合は、スポンサーがその炎上した企業と関係を持つこと自体がリスクになってしまいます。

スポンサーからの出資が途絶えると、いままで想定していた予算での経営活動ができなくなってしまいます。

離職率上昇と雇用の難化

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を怠ったことによる風評被害は、人材不足にもつながります。

企業に対するネガティブな噂は、従業員の働くモチベーションを下げる力があります。

噂がひどくなると、自分がそこで働いていることに嫌悪感を覚えるようになります。

行き場を失った従業員はやがて一人、二人と職場を去ることになるでしょう。

また風評被害が恐ろしいのは、採用活動にも悪影響が及ぶことです。

たとえば劣悪な労働環境が噂になり、「○○会社はブラックだ」というイメージがついてしまうと、それを聞いた求職者はきっとその企業に応募することはありません。

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このように、離職率の増加と雇用の難化という2つの悪影響が、人材不足に拍車をかけていきます。

株価の下落による資金調達不足

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を怠り、企業の評判が悪化すると、株価にも影響を与える可能性があります。

たとえば、業界を揺るがすような不祥事で、企業ブランドが大きく損なわれた場合に、投資家が不安に感じて一斉に株式を売却したとします。

するとその企業の株価は、一気に暴落してしまいます。

株価が暴落することで時価総額も下がり、銀行の融資や資金調達において、今まで以上に条件が厳しくなります。

このようにたった一つのネガティブな口コミが発端で、大きなお金の貸し借りにも影響を与えるため、オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)でそれらのリスクを回避することが大切です。

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)をするメリット

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)をするメリット

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)をするメリットは、主にリスク回避と競争優位性確保と売り上げ増加の3つがあります。

これらは、いずれも企業が長く成長し続けていく上で必要です。

オンライン評判を上手く活用して、企業をより強固な組織に変えていきましょう。

レピュテーションリスクや炎上の回避

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)をすることで、レピュテーションリスクや炎上を回避することができます。

ORMの施策には、ネガティブな情報の露出を抑える方法があります。

ネガティブな情報は、人に興味や知的好奇心を簡単に植え付けさせることができる魔法のようなものです。

1~2つくらいのネガティブな情報なら大丈夫と思っていると、気づいたころには大きな風評被害となってしまいます。

ORMによって、ネガティブな情報の露出を抑えることで、風評被害が取り返しのつかない炎上になる前に未然に防ぐことが可能になります。

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レピュテーションリスクとは、風評被害によって企業のブランド価値や信用を損ねるリスクのことです。

同業他社との競争優位性の確保

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を活用すれば、同業他社との競争において優位性を確保することができます。

ORMの施策の中には、MEO対策というものがあります。

これは実店舗経営を行っている業種(飲食店、美容院、ホテル)において、GoogleマップやGoogle検索で店舗情報を上位に表示させたり、Googleビジネスプロフィールを活用して様々な情報発信をしたりする施策のことです。

業種によっては、地域性が強く求められる業界があります。

たとえばサラリーマンが福岡に出張で、ビジネスホテルに泊まろうとしたときに、現地でGoogle検索を使ってホテルを調べるとします。

ORMに真剣に取り組んでいるホテル会社であれば、「福岡 ビジホ」と検索したときに、きっと始めの方に名前が表示されるでしょう。

人は検索欄の2ページ目以降は、ほとんど見ないと言われています。

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最初のページに表示されているかどうかで、新規顧客の獲得率は大きく変わることが分かります。

売り上げの増加

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)で、さまざまな施策を行えば企業の売り上げは増加します。

SEO対策やMEO対策による露出度のアップは、新規顧客の大きな窓口になります。

また、ポジティブな口コミやレビューによる噂は、SNSを通じて大きな話題を生むこともあります。

街中で急に行列ができているお店があって、並んでいる人に理由を尋ねたら「インスタで見て来ました」というのはよくあることです。

このように、ORMは集客率アップにつながる施策が多いため、企業の売り上げ増加の後押しになります。

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SEO対策とは、検索結果の表示順位を上げる施策で、Googleマップの施策であるMEO対策と同時に行うことでより大きな効果が期待できます。

業界別のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を行う理由と事例

業界別のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を行う理由と事例

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)は、それぞれの業界によって行う理由が変わってきます。

ここでは風評被害という観点から、各業界での具体的な事例を上げて、なぜORMをしたほうがいいのかを解説します。

具体的にレビュー・口コミサイトを挙げていくので、参考にしてください。

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飲食業界

飲食業界は、味の評価に強く影響を受ける業界です。

そのため食べログやホットペッパーグルメといった、お客さんが普段お店選びで使っている検索予約サイトの口コミや評価に、お店の売り上げが大きく依存する傾向にあります。

まずは、これらのサイトのネガティブな口コミを削除することが重要になります。

ネガティブな情報を削除できるかどうかは、そのサイトごとの利用規約によるため、なんでもかんでも自分に都合の悪い口コミを消せるわけではありません。

飲食業界は地域性も強く求められます。

丸の内でラーメン屋を出店するなら、「丸の内 ラーメン」と検索してすぐにお店の情報が出てくるようにMEO対策をするのが有効になります。

口コミによる風評被害が発生するサイト食べログ
ホットペッパーグルメ
ぐるなび
Retty
Googleマップ
有効的なORM施策口コミレビューの削除申請
MEO対策

サロン業界

サロン業界は、その施術サービスの技術に影響を受ける業界です。

サロンと一言にいっても、美容院、エステ、ネイルサロンなどがあります。

ただ日本においては、ホットペッパービューティーのサイトでこれらすべてのジャンルをまかなっているため、利用者も多く影響力の大きいサイトです。

このサイトに依存している店舗は、口コミの評価を確認して風評被害にならないように努めなければいけません。

サロン業はお客様の体に直接触れ合うこともあり、技術の評価以外にも接客サービスが行き届いているかも重要視される傾向があります。

ネガティブな口コミを削除するのも一つの手段ですが、そもそものサービス向上を意識して、悪く書かれにくい店舗づくりをすることも大切になります。

口コミによる風評被害が発生するサイトホットペッパービューティー
Googleマップ
有効的なORM施策口コミレビューの削除申請
MEO対策

ホテル業界

ホテル業界にはホスピタリティという言葉があります。

ホスピタリティとは、おもてなしや丁寧な接客、行き届いたサービスなどを総合的に判断して顧客満足度を高める言葉として使われます。

そのためお客様の評価は、そのホテルがもっとも大切にしていることの一つと言えます。

ホテル業界では、楽天トラベルやトリップアドバイザーというサイトで、ネガティブな口コミを書かれる可能性があります。

日本は円安によるインバウンドの影響で外国人旅行客が多いです。(2025年時点)

そのため、外国人からネガティブな口コミを書かれてしまうと、インバウンドの大きな波に便乗できなくなってしまう可能性があります。

ホテル業界のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)では、有名サイトの口コミ削除に加えて、旅行の計画を立てる人にはSEO対策、現地で宿探ししている人にはMEO対策と、幅広い施策が必要になります。

口コミによる風評被害が発生するサイト楽天トラベル
トリップアドバイザー
Googleマップ
有効的なORM施策口コミレビューの削除申請
MEO対策・SEO対策

企業の人材採用

業界を問わず企業の人材採用活動においては、オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)が重要になってきます。

就職・転職活動では、OpenWork、Indeed、転職会議といった多くの転職サイトで、企業で実際に働いていた人の口コミを見ることができます。

就職は人生を左右する重大イベントです。

その人生の選択において、働いたことのある人の口コミは有益な情報が多く、就職先の候補選びに大きな影響を与えます。

これらのサイトでのネガティブな口コミは出来る限り避けなければいけません。

また応募者は、必ずその企業のHPを検索します。

その時に「○○株式会社 やばい」「○○株式会社 ブラック」といった予測変換が出たら、応募者はきっとその企業への応募を躊躇するでしょう。

これらの予測変換のネガティブワードには、サジェスト汚染対策というORMが有効です。

サジェスト汚染対策は、予測変換に出てくるネガティブなワードを表示させないようにする施策になります。

口コミによる風評被害が発生するサイトOpenWork
Indeed
転職会議
有効的なORM施策口コミレビューの削除申請
サジェスト汚染対策
SEO対策

芸能・エンタメ業界

芸能・エンタメ業界は、企業ではなく個人の評価が求められる業界です。

そのため、X(旧Twitter)、Instagram、YoutubeといったSNSで炎上してしまうと、営業活動はおろか芸能活動そのものができなくなり、死活問題になりかねません。

芸能・エンタメ業界は信用だけで取引が成り立っているような性質があり、風評被害はなるべく避ける必要があります。

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)においては、自身のSNSアカウントを活用した情報発信が不可欠です。

もしネガティブな噂がデマだった場合に、公式アカウントで正確な情報を流すことで誤解を解くことができます。

また、ポジティブな話題を増やすことでネガティブな印象を緩和させる効果もあるため、芸能・エンタメ業界のSNS活用はとても重要なORM施策です。

口コミによる風評被害が発生するサイトX(旧Twitter)
Instagram
Youtube
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)
有効的なORM施策SEO対策
サジェスト汚染対策
SNSアカウントによる情報発信

水商売・風俗業界

水商売・風俗業界においては、お店と個人の両方の口コミや評価を気にする必要があります。

またこの業界は、高額なサービス形態が多いため、サービスに不満があったときに悪口が書かれやすい性質があります。

特に爆サイやホストラブというサイトでは、名指しで個人名に対する悪口が多く見受けられます。

有効なORM施策としては、口コミサイトのレビューの削除申請はもちろんのこと、芸能・エンタメ業界と同様にSNSでの正確な情報発信も有効な手段の一つです。

口コミによる風評被害が発生するサイトホストラブ
爆サイ
有効的なORM施策口コミレビューの削除申請
SEO対策・MEO対策
SNSアカウントによる情報発信

維持管理(攻め)のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)

維持管理(攻め)のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)には、攻めと守りの2種類が存在します。

攻めのORMには、オンライン評判を維持管理する役割があります。

維持管理をするためにどのような方法があるのか解説します。

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ネット広告

ネット広告を行うことで、企業のポジティブな情報を意図的に表示させてブランディングすることが可能です。

広告費はかかりますが、短期的に効果を出すにはいい方法と言えます。

ネット広告には、主に以下のようなものがあります。

広告の種類意味と効果
リスティング広告検索ワードに基づいて検索結果に表示される。ニーズが明確な人に対して訴求力がある。
ディスプレイ広告(バナー広告)ウェブサイトの広告枠に表示される。幅広い層へのアプローチが可能。
ネイティブ広告ウェブサイトやアプリ内のコンテンツ同様に溶け込んだ広告。押し付けがましくなく、自然に受け入れてもらいやすい。

ネット広告は自社のサービスに合わせて、ターゲットを絞ることができるのも大きな強みです。

多様なネット広告の中から最も効果的なものを選び、的確にターゲットを狙ってブランディングの強化と集客率アップにつなげることができます。

SNSの情報発信

SNSアカウントを活用すると、以下のようなことができます。

  • 新商品・サービスの発表
  • ユーザーとの交流
  • 公式情報によるデマや噂の解消

SNSアカウントが企業の広告塔になり、新商品や新サービスの情報発信をすれば、ブランドの認知度を高めることができます。

またキャンペーン企画やリプライをすることで、ユーザーとの距離が縮まり、信頼感を獲得することも可能です。

他にも、ネガティブなデマや噂があったときに、公式情報でそれらの誤解を解く時にもSNSアカウントは有効に働きます。

SEO・MEO対策

SEO対策やMEO対策で露出度を上げることは、攻めのオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)になります。

SEO対策とMEO対策のそれぞれの意味と目的は以下の通りです。

SEO対策MEO対策
意味Googleのような検索エンジンの検索結果で上位に表示させる施策Googleマップで上位に表示させる施策「地域名+〇〇」で上位表示させる施策
目的自社の認知度アップ自社サイトを通じて商品を売りたい飲食店やホテルのような実店舗の集客率アップ

これらの施策はネット広告と違い即効性がなく、短くても1か月、長ければ6か月以上かかることもあります。

ではネット広告の方がいいのでは?と思うかもしれません。

ネット広告とSEO・MEO対策の大きな違いは、持続性があるかどうかです。

ネット広告は掲載を停止すれば、もう二度と表示されることはありません。

しかし、SEO・MEO対策は効果が出ると、一定の間は上位に表示し続けるメリットがあります。

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もちろん上位を維持するための施策は必要ですが、長期的に見ればネット広告よりコスパのいい施策です。

ポジティブな口コミ、レビューの獲得

ポジティブな口コミやレビューを獲得することは、オンライン評判を維持管理する大事な要素です。

口コミやレビューは消費者行動に大きな影響を与えるため、売り上げにも直接響いてきます。

ただ注意しないといけないのが、架空の良い口コミを書き込んだり、良い口コミを書くようにモノやお金で人を釣ったりすることは違法になる場合があります。

たとえば飲食店なら、会計後にお店の名刺のようなカードを渡して「よかったらレビューを書いてもらえると励みになります!」と声掛けするなどの工夫が必要になります。

また店舗にQRコードを設置して、お店のSNSアカウントとをフォローしてもらうのも有効です。

SNSアカウントをフォローしてもらえれば、ユーザーはそのお店に親近感が湧き、SNS上でお店のことを話題に取り上げる可能性が高くなります。

食べログのようなサイトで高評価を取ることも大切ですが、SNS上の口コミも立派な攻めのORMの一つです。

信頼回復(守り)のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)

信頼回復(守り)のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)

守りのオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)には、信頼回復の役割があります。

企業活動において、ひとたび不祥事やミスが明るみになって炎上すると、ブランドの価値を大きく損ねてしまいます。

またそれを放置すると、風評被害は時間経過とともに大きくなって取り返しがつかなくなることもあります。

ここでは、信頼回復のORMにはどのような施策があるかを解説します。

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逆SEO対策

逆SEO対策は、信頼回復のオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)として有効な手段です。

逆SEO対策とは言葉の通りSEO対策の逆で、Googleなどの検索結果において企業にとってネガティブな発信をする記事やサイトの表示順位を下げる施策です。

検索ユーザーは、検索結果の初めに目に飛び込んできた情報に強く影響される傾向があります。

また、検索結果の2ページ目以降は多くの人が見ないことも分かっています。

つまり、検索結果の1ページ目は企業を映し出す鏡のような存在です。

この1ページ目にネガティブな情報を表示させないようにすれば、オンライン上の評判は大きく変わることになります。

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サジェスト汚染対策

サジェスト汚染対策も、オンライン評判の信頼回復に欠かせない要素です。

サジェスト汚染とは、検索フォームに言葉を入力したときに、予測候補にネガティブなワードが出てくることです。

以下に業界別のサジェスト汚染ワード例を紹介します。

各業界サジェスト汚染ワード
飲食業界まずい 汚い
サロン業界失敗 高い
ホテル業界汚い 狭い
企業の人材採用ブラック ヤバい
芸能・エンタメ業界劣化 薬物

詳しくはこちらの記事!
サジェスト汚染対策完全ガイド Google、Yahoo、Bing対策

サジェスト汚染の怖いところは、本当にそのワードが事実かどうかは関係がないということです。

噂やデマが広まってそれをサジェストのアルゴリズムが誤認し、予測候補としてネガティブワードを選出する場合があります。

そして、人の持つ好奇心とは恐ろしいもので、そのようなネガティブワードが出るとついついクリックして、先を見たくなります。

このようにして、サジェスト汚染はデマを拡散させ風評被害を悪化させます。

サジェスト汚染対策でネガティブワードを完全に排除すれば、風評被害を抑えて信頼回復につながるのは明らかです。

ネガティブ投稿の削除

ネガティブな投稿の削除をすることは、オンライン評判が落ち込んだ企業の信頼回復の手助けとなります。

ネガティブな投稿は、口コミやレビューサイトの書き込み、SNSの投稿、ネット記事などがあります。

これらはそれぞれのサイト運営者に、ネガティブな投稿の削除を呼びかける必要があります。

サイトによっては利用規約に基づいて削除申請フォームを設けているサイトがあり、そこから申し出ることができる場合もあります。

ただし削除するかどうかの判断は、その投稿者やサイト運営者次第であり、この方法は自分でコントロールすることが難しい施策と言えます。

それでもネガティブな投稿はサジェスト汚染の原因の一つでもあるので、削除できれば大きな信頼回復につながることは確かです。

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を活用する専門業者は何をしている?

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を活用する専門業者は何をしている?

ネット上には、オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を活用した風評被害対策を行っている専門業者がいます。

ただ専門業者が、実際にどのようなORM施策を行っているのかは、依頼してみないとよく分からないと思います。

ここでは専門業者が行うORM施策について解説します。

独自メディアによるサイテーションを活用

専門業者は、多様な業界の風評被害に対応するための独自メディアを複数所有していることがあります。

これらの独自メディアでサイテーションを行うことで、SEO対策やMEO対策の効果を高めることができます。

サイテーションとは、ある会社名やサービス名、電話番号などの情報がネット上で言及されることを指します。

たとえば「○○会社 ブラック」という風評被害に苦しむ会社に対して、独自メディアでその会社の事業内容を紹介する記事を投稿することで、SEOやMEOのアルゴリズムに有効に働きかけることができます。

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これは独自サイトを所有していなければできない事であり、専門業者にしかできないORM施策と言えるでしょう。

素人には難しいSEOやMEOの知見があり適切な対策が可能

専門業者はその道のプロです。

多くの依頼者の風評対策を行ってきた知見とデータを基に、効率の良いオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を提供することを可能にしています。

SEOやMEOに無知な素人が一人でORM施策を行ったとしても、それが成功する保証はありません。

1年間頑張ったけど何の効果も得られなかった、なんてことはザラにあります。

もちろんSEO対策は、キーワードによっても対策難易度が変わるため、確実に成功できると言い切ることはできません。

専門業者に依頼するとお金がかかることはもちろんですが、自社でやる場合も時間と人件費が必要なことを忘れてはいけません。

安心して企業のオンライン評判の信頼回復と維持管理をするために、お金を払って専門業者に依頼することも一つの選択肢です。

長期的なデータ集計と監視による防止策

専門業者はSEOやMEOの効果を測定するための専用ツールを持っています。

この専用測定ツールでは、表示回数、順位、クリック数など詳細なレポートの確認が可能です。

専門業者によってはその専門ツールを依頼者にも提供して、データを共有しているところもあります。

効率的なオンラインレピュテーションマネジメント(ORM)を行うためには、詳細なデータは必要不可欠です。

依頼時にヒアリングを行って決めた施策内容が、データの結果によっては効率の悪い施策であることが後に判明することもあります。

また依頼者が気付かなかった別の風評被害に晒されていることに気付くことも可能になります。

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専門業者は詳細なデータを武器に、オンライン評判を監視して新たな被害が出ないように努めています。

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)のまとめ

オンラインレピュテーションマネジメント(ORM)は、企業のオンライン上の評判を管理改善するための重要な施策です。

レビュー・口コミサイトやSNSの普及によって、オンライン上の評判は消費者行動に強く影響を与えるようになりました。

ORMでは攻め(維持管理)と守り(信頼回復)の2種類があります。

攻めのORMでは、ネット広告、SNSの情報発信、SEO・MEO対策、ポジティブレビュー獲得などの施策があります。

守りのORMでは、逆SEO対策、サジェスト汚染対策、ネガティブ投稿削除といった施策があります。

これらをうまく使い分けることで、顧客に向けて企業のブランドイメージを守っていくことが大切です。

ORM施策を活用した風評被害対策を行う専門業者もあるため、自分一人でできないと感じたら業者に依頼することも一つの手段と言えるでしょう。

効率の良いORMを行って、オンライン上の評判を上手くコントロールすることが企業の成長につながります。

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