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塾ナビの悪質な口コミは削除できる?塾・予備校の口コミ・評判の対策

塾ナビの悪質な口コミは削除できる?塾・予備校の口コミ・評判の対策

塾ナビは全国の学習塾・予備校を比較できる便利な検索サイトです。

しかし、悪質な口コミや事実と異なる評判が掲載されることで、塾や予備校の経営に深刻な影響を及ぼすことがあります。

実際、低評価や虚偽の情報が放置されると、入塾希望者の減少や地域での信頼低下など、長期的な経営ダメージに直結しかねません。

一方で、塾ナビの口コミは必ずしも簡単に削除できるわけではなく、規約違反や明確な虚偽でなければ対応されないケースも多いのが実情です。

本記事では、塾ナビの口コミ削除方法や、実際に法的手段で削除された事例を紹介します。

また、削除が難しい場合の逆SEOやサジェスト汚染対策など、代替手段となる対処も解説します。

口コミを上手く味方につけて、塾・予備校の入塾者を増やしていきましょう。

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コンテンツ目次

塾ナビとは?

塾ナビとは?

塾ナビとは、全国の学習塾や予備校を調べて、口コミを見たり、資料請求したりできる学習塾検索サイトです。

掲載教室数は111,590、口コミ数は232,915(2025年8月13日時点のHPデータ参照)で、年間利用者数は1,580万人にも及びます。

塾ナビの利用者が、特に求めている情報として「口コミ」があります。

塾や予備校というのは、実際に教育を受けないとその実態が分からない業界です。

さらに教育費は、親にしてみてもバカにならない費用のため、どうせ高いお金を払って子供を通わせるなら、少しでもいい塾に通わせたいと願う人が多いと思います。

そうした時に、塾ナビの口コミは、塾や予備校選びの強い判断材料になっているのです。

ただ、この口コミは利用者にとっては便利であっても、塾・予備校側からすれば風評被害や営業妨害につながるようなケースもあり、問題となっています。

塾ナビの運営会社は、株式会社イトクロで、塾ナビ以外にも「家庭教師比較ネット」「医学部予備校ガイド」のような情報検索サイトを多数運営しています。

塾・予備校選びは「口コミ・評判」が決め手になる

塾・予備校選びは「口コミ・評判」が決め手になる

画像引用:株式会社デジタルトレンズ「【独自調査】塾選びは口コミ重視!月謝・教材費・講座費のリアルデータ公開

2025年、株式会社デジタルトレンズが行った全国300人の保護者を対象にした調査によると、熟の決め手になった理由で一番多かったのが「口コミや評判が良かった」で、これは全体の25%にも及びます。

次いで多かったのが「授業の質が高い」の17%ですが、塾を決める前に授業の質が高いかどうかを判断する方法は、「塾の公開している情報を見る」「体験入学する」「誰かの口コミ・評判を参考にする」しか方法はありません。

このうち「体験授業や説明会の印象が良かった」という項目が別にあり、そちらは2%となっています。

と考えると「授業の質が高い」と回答した17%の多くは「口コミや評判を見る限り、授業の質が高いと感じた人」と、置き換えることができます。

つまり、25%+17%で、およそ42%もの人が、塾選びにおいて「口コミ・評判」が決め手になっている可能性が、このデータから読み取れます。

塾・予備校業界において「口コミ・評判」の良し悪しは、入学者数に直接影響が出る要素として、重要な役割を担っています。

塾ナビのような大手の学習塾口コミ検索サイトに、悪い口コミや評判を書かれることは死活問題となります。

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塾ナビが怪しいと言われる理由

塾ナビが怪しいと言われる理由

塾ナビは全国の塾・予備校の情報を網羅し、口コミやランキングを提供していますが、その仕組みや運営方針に対して疑問や不満の声も少なくありません。

特に、無断掲載や口コミの信頼性、ランキング基準の不透明さなどの懸念が寄せられています。

ここでは、塾ナビが「怪しい」と言われる理由を、詳しく解説していきます。

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無断掲載され勝手に口コミを書かれる?

塾ナビでは、塾や予備校の情報が勝手に無断掲載されるケースがあるようです。

「塾ナビ 無断掲載」でネット検索すると、そのようなことがあった証言をいくつも見つけることができます。

大手予備校なら掲載されることは宣伝効果があっていいのですが、個人経営の塾はそうとも限りません。

個人経営の塾は、限られた地域内での評判口コミによって信頼を構築している傾向があるため、根拠の薄い評価や事実と異なる内容が書き込まれることは、地域内での信頼を揺るがす大きなリスクにつながるからです。

また塾ナビの掲載情報は、以下に示されている通り、「閉校以外の理由による削除」はしないと表明しているので、一度掲載されるとその削除が難しいことも分かります。

「塾ナビ」は塾・予備校のポータルサイトとして、ご利用者様が最適な教育選びをしていただけるよう、可能な限りの教室情報の充実を方針として日々運営をしております。このため「閉校以外の理由による情報の削除」は原則いたしかねます。何卒ご理解のほどお願いいたします。

引用:塾ナビ「掲載情報の修正と削除について

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こうした背景から、無断掲載されることを恐れている塾や、実際に無断掲載されて困っているという声が上がりやすいのです。

ランキングが「良い塾=上位」とは限らない

塾ナビのランキングは、必ずしも塾の実力や教育内容だけで決まっているわけではありません。

以下に、塾ナビが公開しているランキングの算出基準をまとめました。

算出に使われるデータ・塾ナビからの資料請求数
・電話問い合わせ数
・口コミ点数
・閲覧数など

※地域で人気の塾・学習塾をメインで紹介できるよう、資料請求数のカウントに当たり、1教室を対象に行う単独資料請求については、ウェイトを加算。
駅で絞り込んだランキングの場合、該当の駅を最寄り駅とする教室へのお問い合わせについてもカウントに当たってウェイトを加算。
算出方法塾ナビからの資料請求数・電話問い合わせ数・体験申込み数を合計したスコアをもとに順位付け。
上記の指標が同等の場合は、口コミ点数で決める。
口コミ点数も同等の場合は、閲覧数で決める。

参考:塾ナビ「塾・学習塾ランキングについて

これを見て分かる通り、塾ナビのランキングは、口コミ評価だけでなく資料請求や電話問い合わせの数も参考にされています

しかも算出方法を見る限り、口コミの点数が参考にされるのは、資料請求数・電話問い合わせ数・体験申込み数などが同等だった場合のみです。

つまり、本当にその塾で教育を受けたユーザーの評価が反映されにくいランキングになっていると言えます。

むしろ、広告やプロモーションを積極的に行っている知名度の高い塾が上位に表示されやすく、「良い塾=上位」と言い難いランキングになっています

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算出方法を公表しているとは言え、このような誤解を招くランキングが、塾ナビの怪しいイメージにつながっています。

講師によって当たり外れがあり参考にしにくい

塾や予備校の評価は、担当する講師の力量や相性によって大きく変わります。

例えば、ある講師の授業がわかりやすく高評価だったとしても、転勤や退職で講師が変われば、その評価が当てはまらなくなることがあります。

にもかかわらず、こうした口コミサイトでは一つの塾全体の評価として、扱われることになります。

また塾ナビの口コミは、過去の体験に基づくため、現在の状況とは異なるケースも多く、特に講師の入れ替わりが頻繁な大手チェーンの塾では、情報の鮮度が重要です。

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講師の違いやタイムラグによる評価のズレが、口コミの信頼性を失い、サイト利用者の満足度を下げる要因となっています。

利用者からは「電話がしつこい」との評判が多い

塾ナビを通じて資料請求や問い合わせを行うと、その情報が塾側に共有され、直接、営業電話がかかってくるケースがあります。

一部では短期間に何度も電話があったり、希望していない時間帯に連絡が来たりして「電話がしつこい」という不満が、ネット上でも多く見受けられます。

塾側としては、集客のための営業活動ですが、受け手にとっては過剰なアプローチと感じられ、マイナス評価につながります。

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このように、サイト利用後のフォロー体制や営業方針に関しても、改善を求める声が少なくありません。

塾ナビの評判の悪い口コミが及ぼす悪影響

塾ナビの評判の悪い口コミが及ぼす悪影響

塾ナビに悪い口コミが掲載されると、その影響は大きく、塾・予備校にさまざまな悪影響を及ぼします。

特に入塾希望者の減少や、根拠のない風評の拡散などは、長期化することで経営そのものに大きなダメージを与えかねません。

ここでは悪い口コミで、集客力やブランド力を大きく損なうことで起こる悪影響について触れていきます。

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入塾者の減少

塾や予備校は、新規入塾者の確保が売上げの大部分を占めるビジネスモデルです。

そのため、塾ナビに低評価や悪い口コミが掲載されると、塾選びで検索した保護者が入塾をためらう大きな要因になるので注意です。

他塾との比較検討の段階で、数件の悪い口コミがあるだけでも、候補から外されやすくなります

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特に口コミは第三者の生の声として信頼されやすく、夏休みや春の進学シーズンのような、新規入塾者が多くなる時期に悪いイメージが付くと、経営そのものを揺るがすような売上げの大幅減になるリスクがあります。

嘘・デマによる風評被害

口コミの中には、事実と異なる内容や、明らかに悪意を持った書き込みが含まれる可能性もあります。

例えば、授業内容に関する虚偽の情報や、すでに辞めて在籍していない講師に関する口コミも、悪い誤解を生む原因です。

こうした嘘やデマは、SNSや地域コミュニティでも拡散されやすく、短期間で広範囲に広まる可能性があります。

一度広がった風評は訂正が難しく、仮に事実無根であっても「何か問題がある塾」というイメージだけが一人歩きしてしまいます。

結果的に、地域内での信頼がじわじわと低下し、長期的な風評被害に悩まされることになります。

誹謗中傷による講師のモチベーションダウン

塾ナビの口コミで、特定の講師が名指しで批判されたり、人格を否定するような誹謗中傷を書かれたりすると、講師本人の精神的負担は大きくなります。

ビジネスモデルとして、個別指導を謳う塾・予備校も多く、生徒と講師が1:1で授業を行うことで、相性が悪かった場合に誹謗中傷に発展するケースが考えられます。

誹謗中傷は、授業の質や生徒への接し方にまで悪影響が及び、最悪の場合は離職につながることもあります。

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仮に辞めなかったとしても、講師が萎縮することで授業が保守的になり、結果として悪い口コミにつながりやすい悪循環が生まれてしまいます。

Googleの検索窓にネガティブワードが出る

塾ナビ内で悪い口コミが増えると、その影響がGoogle検索のサジェスト(予測変換)にも影響を与える可能性があります。

例えば、「○○塾 最悪」「○○塾 やめとけ」といったネガティブなキーワードが検索窓に表示されるケースです。

このようなサジェスト(予測変換)が表示される理由には、ネット上で実際にそのワードで多く検索されていたり、噂として広がって話題になっていたりすることが要因となります。

これは、Googleのサジェスト(予測変換)の仕組みで、公表されている事実です。

つまり、塾ナビで「○○塾 最悪」「○○塾 やめとけ」のような口コミが話題で閲覧数が多くなっていたり、それを見た人が気になって自分でも同じワード検索をすることで、このようなネガティブなサジェスト(予測変換)が発生します。

保護者が塾名を検索した際に、こうした言葉が目に入ると、口コミ本文を読まずとも悪印象を抱くきっかけとなります。

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結果的に、集客前の段階でイメージが低下し、問い合わせや資料請求の数が減少する恐れがあります。

ランキングにより地域競争に負ける

塾ナビのランキングは、同じ地域内の塾同士を一覧化し、順位を付けて表示します。

特に学習塾は、エリア商圏が限られており、通学路の沿線の駅近くなどは競争が激しいため、ランキング順位の低下は集客力にも直結します

また、保護者心理からもランキング上位から順に塾を検討する傾向があるため、下位に位置しているだけで「この塾は人気がない」「評価が低い」という印象を与えやすくなります。

結果として、地域競争で不利になり、他塾に入塾希望者を奪われる可能性が高まります。

塾ナビのランキングは、まず資料請求数・電話問い合わせ数・体験申込み数が参照され順位が決まるため、悪い口コミでランキングが下がるわけではありません。

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ただ、ランキングが低いということは何かそれなりの理由があるのだろうと、悪い口コミを探す、いわゆる粗探しをされやすくはなります。

塾ナビの口コミの削除方法

塾ナビの口コミの削除方法

塾ナビの口コミの削除方法として、サイト内のサポート窓口に削除申請する手段があります。

塾ナビでは、利用規約に反する口コミであれば、削除申請によって削除してもらえる可能性があります。

塾ナビの削除申請の手順は、以下の通りです。

  1. トップページの右下「サポート窓口」をクリック
  2. 「口コミについて」をクリック
  3. 入力フォームに従って入力し「送信する」で完了

ちなみに、事実と異なる内容の口コミを削除してもらいたい場合は、事実確認ができる資料の添付が必要です。

削除申請の入力フォームに、添付ファイルを選ぶ項目があるので、必ず資料を提示して運営にその口コミが虚偽あることが認識できるようにしましょう。

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塾ナビの口コミは必ず削除できるわけではない

塾ナビに掲載された口コミは、削除申請をすれば必ず消えるわけではありません。

運営側は、利用規約に照らして、削除の可否を判断します。

そのため、申請内容が規約違反に該当しない場合や、事実の裏付けが不十分な場合は、申請が却下される可能性があります。

また「感じ方の違い」や「主観的な評価」など、明確に虚偽と断定できない内容は削除対象外となることが多いのが現状です。

口コミは利用者の意見として保護される側面もあって、表現が多少辛口でも規約違反でない限りは残されるケースが多いです。

そのため、削除を求める際には、該当箇所が規約のどの項目に抵触しているかを明確にし、事実関係を証明できる資料を添えることが重要です。

証拠と論拠をセットで提示することで、削除の可能性を高めることができます。
 

塾ナビが禁止している口コミ

塾ナビには利用規約があり、口コミに関してもこの規約に反するものは協議した上で、削除が必要であれば削除措置をとることを表明しています。

つまり、削除の申請をする時にも、この規約に違反している口コミの方が、削除申請が通りやすいと言えます。

ここでは、塾ナビが利用規約で禁止している内容で、口コミに関わるような部分を分かりやすくまとめました。

  • 他人の権利を侵害するもの
    (著作権・著作者人格権・知的財産権など)
  • 他人に経済的・精神的損害を与えるもの
  • 脅迫的なもの
  • 他人の名誉を毀損するもの
  • 他人のプライバシーを侵害するもの
  • 他人を中傷するもの
  • 公序良俗に反するもの
  • 罵詈雑言に類するもの
  • 嫌悪感を与えるもの
  • 民族的・人種的・その他全ての差別につながるもの
  • 倫理的観点などから問題のあるもの
  • 営利宣伝を目的としたもの
  • 自作自演のようなもの
  • 口コミ点数を操作するような意図を持ったもの

参考:イトクロ(塾ナビ)「サイト利用規約

基本的には、人権侵害や公序良俗、法令順守に反するものなどを中心として禁止されています。

削除申請の際にも「規約のこの部分に当てはまるから削除して欲しい」という旨を明確にして、削除申請した方が運営にも理解されやすくなると思います。

塾ナビの口コミを削除できない時の風評対策

塾ナビの口コミを削除できない時の風評対策

塾ナビの口コミは、虚偽や規約違反でない限りは、削除することが難しい傾向にあります。

しかし、そのまま放置すれば集客やブランドイメージに長期的な悪影響を及ぼす口コミもあります。

こうしたときは、口コミそのものを消すのではなく、悪評の目立ち方を抑える「逆SEO対策」や「サジェスト汚染対策」といった、検索結果や検索候補をコントロールする手段を活用することも、一つの風評対策として有効です。

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逆SEO対策

逆SEO対策とは、Googleのような検索サイトの検索結果の上位に、ネガティブな情報よりもポジティブまたは中立的な情報を表示させ、悪評を目立たなくする方法です。

具体的には、塾の公式サイトやブログ、SNSアカウントでの情報発信を強化し、検索エンジンのアルゴリズムに好まれるコンテンツを追加していきます。

また、地元ニュースや教育関連メディアへの寄稿、プレスリリースの配信などで、第三者サイトに自塾の被リンクを受けることも効果的です。

これにより、塾名で検索した際に悪評ページが下位に押し下げられ、ユーザーの目に触れる機会が減少します。

ただし、検索順位の変動には時間がかかるため、継続的な対策の運用が重要です。

関連記事:SEO対策と逆SEO対策の違いとは?自分でできる方法や業者の選び方も解説

そのため、自社で継続運用が難しい場合、逆SEO対策を専門とする業者に依頼するのが一般的になっています。

サジェスト汚染対策

サジェスト汚染対策は、GoogleやYahooの検索窓に表示されるネガティブな検索候補を抑制する施策です。

塾名を入力したときに「○○塾 最悪」「○○塾 やめとけ」のような検索候補が表示されるもので、これらをサジェスト汚染と呼びます。

サジェストは多くの人が検索した言葉や関連性の高い語句から自動生成されるため、一度ネガティブワードが表示されるとなかなか自然には消えにくくなります。

具体的な対策手法としては、ポジティブまたは中立的なキーワードで、検索行動を増やす仕組みを作ることが有効です。

例えば、公式サイトやSNSで「○○塾 合格実績」「○○塾 体験授業」などのフレーズを多用して、情報発信を絶やさないようにします。

これによって徐々に利用者の検索行動が変わっていき、アルゴリズムにも反映されて、ネガティブなキーワードが別のキーワードに置き換わっていきます

関連記事:サジェスト汚染とは?Google・Yahoo・Bingでの原因と対策方法を解説

業者によっては、逆SEO対策とサジェスト汚染対策の両方に対応しているところもあります。

塾ナビの口コミを削除するか風評対策するかの違い

塾ナビの口コミを削除するか風評対策するかの違い

塾ナビの悪質な口コミに対処する方法は、大きく「削除」と「風評対策」の2つに分かれます。

この2つの方法は、手段や目的が大きく異なるので、自分にとってより適切な方法を選ぶ必要があります。

削除風評対策
目的該当する口コミを削除悪い噂やネガティブ情報の露出を減らす
(検索結果上位のネガティブな口コミも含む)
手段サイト内での削除申請
法的削除(送信防止措置申立など)
検索結果の順位調整
ポジティブなコンテンツ
発信検索ワード誘導
条件規約違反・虚偽記載・権利侵害などの明確な根拠が必要ネガティブ情報が事実でも実施可能
費用・サイト内申請なら無料
・法的措置で弁護士に依頼なら有料
  5~10万円程度
※訴訟や仮処分申し立てまでするとさらに費用は増える
・自社でやるなら人件費のみ
・業者依頼なら 
  逆SEO 30万円~100万程度(6か月の場合) 
 サジェスト汚染対策 3〜5万円(月額)
※対策キーワードにもよる

削除は、問題の口コミそのものをサイトからなくす方法で、規約違反や虚偽記載などの明確な根拠がある場合に有効です。

成功すれば短期間で効果が出ますが、申請が却下されれば実行できず、法的手段をとる場合は費用や時間の負担が増えます。

一方、風評対策は口コミ自体を消すことはできませんが、検索結果やサジェストで悪評が目立たないようにする方法です。

逆SEOやサジェスト汚染対策などが代表例で、事実であっても実施できるため、削除が難しいケースに適しています。

ただし、効果が出るまでに時間がかかり、継続的な施策が必要です。

このように目的や意図が違うので、自分の状況に合わせた適切な対処が必要です。

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塾ナビの口コミが実際に削除された事例

塾ナビの口コミが実際に削除された事例

塾ナビの口コミを削除する場合、まずは塾ナビサイト内の削除申請を試みることになりますが、それでも運営判断によっては削除されない場合があります。

そうした場合の次の手段として考えられるのが、法的な手段を用いて削除を試みることです。

実際に、塾ナビの口コミが営業妨害だとして、法的に削除申請が認められた事例があります。

これは、さくら個別指導学院という塾での成功事例です。

「踏切の音がする」「電車が通ると揺れる」という口コミがあり、その塾の地理関係的に踏切の音や電車の揺れを感じることはないので、これは信用棄損や営業妨害にあたるということで、「送信防止措置の申立」が認められ、削除されることとなりました。

この削除に関する経緯や手順は、さくら個別指導学院の塾長さんのブログ、さくら個別ができるまで「塾ナビの口コミ削除に成功したよ!皆で削除申請しよう!」において、その過程が詳細に公開されているので、気になる方はチェックすることをおすすめします。

事例で分かる削除に必要な資料と「送信防止措置の申立」とは?

さくら個別指導学院さんの事例で、「送信防止措置の申立」によって口コミが削除されたことが分かります。

そこで必要となった資料は、以下の通りです。

これらを特定記録郵便で郵送することで、実際に削除に成功しています。

  • 侵害情報の通知書 兼 送信防止措置依頼書2通  
    プロバイダ用1通  発信者への意見照会用1通(開示を希望しない情報をマスキングしてください)
  • 1に押印した実印の印鑑登録証明書(発行から3カ月以内のもの)
    名誉毀損や権利侵害がなされたとする証拠
  • 本人性確認資料
    個人:運転免許証、パスポート等の写し
    法人:登記事項証明書等の公的証明書の写し

引用:さくら個別ができるまで「塾ナビの口コミ削除に成功したよ!皆で削除申請しよう!

「送信防止措置の申立」とは、インターネット上に掲載された情報が他人の権利を侵害している場合に、その情報の配信を止めるよう、サイト運営者やサーバー管理者に求める法的な手段です。

例えば、塾ナビの口コミで事実と異なる内容や、名誉を傷つけるような文章が投稿された場合、これが信用毀損や営業妨害にあたると考えられれば、送信防止措置の申立が可能です。

申立依頼書では、該当箇所がなぜ虚偽なのかを証明する資料(写真・地図・書類など)とともに、法的根拠を明記する必要があります。

サイト運営側は、この申立を受けて内容を審査し、正当性が認められれば問題のページを削除することになります。

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通常のサイト内の削除依頼と異なり、法律に基づく正式な申立であるため、運営側の対応も慎重かつ確実になりやすいのが特徴です。

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塾ナビ以外で悪質な口コミを書かれる可能性のあるサイト

塾ナビ以外で悪質な口コミを書かれる可能性のあるサイト

悪質な口コミは塾ナビに限らず、他の同様の塾・予備校検索サイトにも掲載される可能性があります。

特に、検索結果で上位表示されやすい人気のサイトは、利用者が目にする機会が多く、口コミの影響力が大きいのが特徴です。

ここでは、塾ナビ以外で塾や予備校の評判が広まりやすい代表的なサイトと、その表示方法や悪評のリスクについて解説します。

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Googleマップ

Googleマップは、塾・予備校検索サイトではありませんが、塾名や住所検索した際に最も目立つ位置に表示されるため、ここに掲載される口コミの影響力は大きいです。

検索結果画面に、施設情報と星評価(★)が表示され、数件の最新口コミがその場で確認できる仕様になっています。

そのため、低評価や悪質な口コミが上位に表示されると、詳細を開かなくても利用者に悪印象を与える可能性があります。

また、Googleアカウントを持っていれば誰でも口コミを投稿できるため、事実と異なる内容や感情的な書き込みが混在しやすい点にも注意が必要です。

関連記事:Google口コミ対策の削除の料金や費用相場はいくら?おすすめの業者10選紹介

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さらに、Googleマップの情報は地域名検索でも表示されやすく、競合塾の比較対象として閲覧されることが多いため、悪評が放置されると集客力の低下に直結します。

塾選(ジュクセン)

塾選(ジュクセン)は全国の学習塾・予備校情報を掲載し、利用者の口コミやランキングを提供する比較サイトです。

サイト構造がSEOに強く、地域名や塾名で検索した際にも上位に表示されやすい特徴があります。

口コミは、5段階評価とともに「講師・授業の質」「指導方針・カリキュラム」「塾のサポート体制」「アクセス・周りの環境」「料金」など詳細なカテゴリに分けて、書き込まれます。

また総合評価に「この塾が性格に合っていると思った点、合っていないと思った点」を書く項目があり、ここは悪い風評が書かれると目立ちやすい場所です。

もし、事実と異なる内容や悪質な口コミを削除したい場合は、「口コミ/合格体験記に関する申請フォーム」から削除申請することになります。

塾シル

塾シルも、全国の学習塾・予備校情報を提供する人気ポータルサイトです。

塾シルの口コミページは、5段階評価とともに、AIがすべての口コミから「良い点」「改善してほしい点」を抽出してまとめる仕様になっています。

このAIのまとめが、口コミのページの上部の目立つところにあるので、悪質な口コミが悪目立ちしやすくなる可能性があります。

またこれはまとめであって、実際に書き込まれた内容と差異が生まれることで、誤解を生む可能性も考えられます。

こうした特性から、塾ナビ以外でも警戒すべき口コミサイトと言えます。

Ameba塾探し

Ameba塾探しは、サイバーエージェントが運営する学習塾・予備校の情報サイトで、全国の教室を対象に口コミやランキングを提供しています。

進学向けの学習塾以外にも、英会話教室、プログラミング教室のような幅広いジャンルの習い事教室が掲載されているのも特徴です。

Amebaブログのような関連サービスからの流入も多く、特に子育て層へのリーチが強いサイトと言えます。

塾や予備校を利用するのは学生ですが、学校を選ぶの保護者なので、Ameba塾探しで悪い口コミが書かれることも、その影響力が大きいことは予想が付きます。

アクシアWEBマーケティングラボ

もし不当な口コミがあった場合は、各口コミの右下に運営に報告するリンクがあるので、そこから削除申請することになります。

ジュクサガス

ジュクサガスは、全国の学習塾・予備校の口コミと詳細情報をまとめた検索サイトです。

ジュクサガスの口コミの大きな特徴は、点数評価がないところです。

他サイトは、5段階評価で総合点を出しランキング化するところが多い中、ジュクサガスはより口コミの中身で精査してもらいたいというコンセプトのため、評価点がありません。

これは逆に言えば、しっかり口コミを覗かれるということにもなります。

口コミには「この塾の問題点をあえて挙げるなら?」という項目もあり、ここに悪いことを書かれる可能性はあります。

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ジュクサガスには、明確な削除申請フォームが設けられていないので、もし悪質な口コミを削除したい場合は、直接運営に削除申請メールをすることになります。

評判ひろば

評判ひろばは、学習塾や家庭教師の口コミを掲載する情報サイトです。

口コミ掲載数は、約230,000件(2024年8月1日時点)と、これは塾ナビの口コミ掲載数232,915(2025年8月13日時点)と同等の数で、その規模の大きさから悪質な口コミによる影響も大きいことが予想されます。

実は評判ひろばは、塾ナビと同じ株式会社イトクロが運営しているサイトで、塾ナビが進学塾メインで、こちらはどちらかというと学習塾・家庭教師をメインとした口コミサイトになっています。

口コミは5段階の総合評価に加え、「成果」「講師」「本部の対応」「指導方針&カリキュラム」「価格」「要望」といったカテゴリごとに書き込みするような体裁になっています。

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削除申請フォームなどは示されていないため、悪質な口コミを削除したい場合は、運営会社のイトクロに直接問い合わせることになります。

塾ナビの口コミに関するよくある質問(Q&A)

ここでは、塾ナビの口コミに関するよくある質問をまとめました。

口コミが掲載されない理由や虚偽の口コミへの対応、営業電話に関する事情など、運営側の仕組みや対策のポイントを簡潔に解説します。

塾ナビの口コミが掲載されないのはなぜ?

塾ナビの口コミは、投稿後すぐに掲載されるわけではなく、運営による審査を経てから公開されます。

この審査で、利用規約に違反していると判断された場合は非掲載となります。

例えば、個人名や住所などの個人情報を含むもの、誹謗中傷や公序良俗に反する内容、事実確認が困難な情報は掲載されません。

また、極端に短い文章や内容が不明確な口コミも非掲載の対象です。

さらに、同一人物による複数投稿や、自作自演と疑われる口コミも掲載されない場合があります。

投稿が反映されない場合は、利用規約を確認することをおすすめします。

塾ナビに噓を書かれたらどうすればいい?

虚偽の口コミを発見した場合、まずは塾ナビのサポート窓口から削除申請を行います

この際、事実と異なることを証明できる客観的資料(写真、書面、周辺環境の証拠など)を添付することが重要です。

運営が虚偽と判断すれば削除されますが、証拠が不十分だと対応されないこともあります。

その場合は、弁護士に相談し、プロバイダ責任制限法に基づく「送信防止措置申立」を検討することになります。

塾ナビを利用したら営業電話がしつこいのはなぜ?

塾ナビで資料請求や問い合わせを行うと、入力した連絡先が該当塾に共有されます

塾側は、これを基に営業活動を行うため、電話が複数回かかってくることがあります。

あまりにも電話がしつこいと感じる場合は、着信拒否設定にするか、直接電話先の営業担当者に電話が不要なことを伝えましょう。

まとめ:塾ナビの口コミを適切に対処し集客アップを目指す

塾ナビの口コミは、保護者の塾選びにおいて、大きな影響力を持っています。

悪質な口コミや事実と異なる書き込みを見つけた場合は、まずは塾ナビのサポート窓口へ削除申請を行います。

ただし、必ず削除されるわけではなく、より法的な手段を使わなければ削除できないケースもあります。

中には、送信防止措置申立という法的な書類を用いて、口コミ削除に持ち込んだ事例(本記事内で紹介)もあり、それを参考にしてみるのもいいでしょう。

また、口コミへの対処は、削除だけとは限りません。

逆SEO・サジェスト汚染対策といった、ネガティブな噂や情報の露出を抑える風評対策も、塾・予備校のブランドを守って、入塾者数を維持するのに効果的に働くこともあります。

本記事で紹介したさまざまな対処法を参考に、自分の塾に合った対応策を検討して、長期的な信頼と安定経営を目指しましょう。

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