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Yahoo!ニュースの風評被害と対策、記事やコメントの削除方法も解説

Yahoo!ニュースの風評被害と対策、記事やコメントの削除方法も解説

Yahoo!ニュースは、国内最大級のプラットフォームであり、社会の関心事や世論の動向を確認するのに非常に便利です。

また、速報性に優れ、最新の情報を即時にチェックでき、Yahoo!IDを持っていれば自由にコメントできる点も魅力といえます。

しかし、その影響力ゆえに、悪質なコメントにより企業や個人が風評被害を受けるケースも少なくありません。

被害を防ぐためには、記事やコメントの削除依頼や専門家への相談など、早期の対応が重要です。

本記事では、Yahoo!ニュースの特徴や風評被害の背景、対策方法について解説します。

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コンテンツ目次

Yahoo!ニュースの特徴とは?

Yahoo!ニュースの特徴とは?

風評被害に直面したとき、多くの人が真っ先に気にするのは、「ネット上で自分の名前や会社がどう扱われているか」ということです。

その中でも特に影響力が大きいのがYahoo!ニュースです。

多くの人が日常的に目にするニュースポータルであり、そこに掲載された情報は一気に広まりやすい傾向があります。

では、Yahoo!ニュースはどのような特徴があり、風評被害の拡散とどう関わっているのでしょうか?

ここでは、風評被害との関係性を理解するために、Yahoo!ニュースの主な特徴を解説します。

速報性に優れ、最新の話題をすぐにチェックできる

Yahoo!ニュースでは、サービス全体として月間ページビューが約830億に達しており、日本のインターネット利用者の8割以上がアクセスしていると推測されます。

多くのユーザーがYahoo!ニュースを利用する理由の1つに、速報性の高さがあります。

24時間365日稼働してニュースが更新される仕組みが構築されているため、昼夜問わず新しい情報を発信することが可能です。

暴雨予報や地震速報といった防災・天気情報も通知で配信されるため、人々の暮らしになくてはならない情報源となっています。

さらに、最新のニュースに素早くアクセスできる仕組みも速報性の高さを支える要素の1つです。

Yahoo!ニュースでは約689媒体と契約し、毎日7,500本以上の記事(2022年11月現在)を配信しています。

参照:Yahoo!ニュース

これにより幅広いジャンルの最新情報を多岐にわたる最新の記事をスピーディーに届けることが可能です。

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ユーザーの興味や行動履歴に基づいた記事を効率よく表示するシステムの導入も速報性を高める要因となっています。

世論や多様な意見を把握できる読者コメント機能が備わっている

Yahoo!ニュースの大きな特徴の1つに、読者コメント機能があります。

読者コメント機能とは、ニュース記事に対して読者が意見や感想を投稿できる機能(俗称:ヤフコメ)のことです。

読者コメント機能では、他ユーザーのコメントに対し、共感や反論などのリアクションをつけられます。

読者コメント機能は、社会の関心や価値観の傾向を知る重要な手がかりです。

一方で、読者コメント機能により、批判的なコメントが炎上し、誹謗中傷などの風評被害に発展することも事実です。

過去に投稿されたコメントが誹謗中傷にあたるとして法的措置がとられた事例もあります。

Yahoo!はこうした事例を受け、風評被害が発生しないようコメント欄の健全化と利用者保護のためのさまざまな対策を行っています。

しかし、Yahoo!が実施している対策はあくまでプラットフォーム全体の不適切なコメントを減らし、リスクを軽減するというものです。

悪質な誹謗中傷などの風評被害が起こった場合、プラットフォーム側の対策だけで被害の回復をはかることは難しいといえます。

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特定のコメントにより風評被害を受けた場合は、個別での対応や専門家によるサポートを受ける必要があります。

匿名で手軽にコメントでき、意見が集まりやすい

Yahoo!ニュースは、Yahoo! JAPAN IDを保有していれば記事にコメントを投稿できます。

コメントは、投稿目的としてだけでなく、閲覧目的で訪れる人も多く見られます。

一方、コメント欄への「共感した」「なるほど」「うーん」といった感情ボタンの投票はIDなしでも可能なため、より多様な意見が集まりやすいです。

コメントは匿名性が高く、コメント返信が何度でもできます。

コメント数の多い記事は「コメントランキング」に表示されるため、より多くの意見が寄せられます。

ただし、環境は過激で感情的な投稿を生みやすく、誤解や風評被害の一因となることも少なくありません

このような不適切な投稿の増加を受け、2011年以降はコメント投稿時に携帯電話番号の登録が必須となっています

その結果、2023年2月時点では、投稿停止措置を受けるIDが56%減少し、投稿時に表示される注意メッセージも22%減少するなど、一定の効果が見られています。

参照:PR TIMES

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それでもなお、「匿名性の高さ」という構造的な問題が残っており、根本的な改善は難しいと指摘されています。

Yahoo!ニュースに備わる機能

Yahoo!ニュースに備わる機能

ネット上に広がる誤情報やデマ、誹謗中傷などにより、風評被害に苦しむ方は少なくありません。

特に、Yahoo!ニュースのような大規模かつ多様なユーザーが集まるサイトでは、1度掲載された情報の影響は計り知れません。

Yahoo!はそのような問題に対応するため、情報の信頼性やユーザー体験を高める複数の機能を導入しています。

ここからは、Yahoo!ニュースに備わる機能について解説します。

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専門家によるオーサーコメント機能

Yahoo!ニュースには、専門家によるオーサーコメント機能が備わっています。

オーサーとは、「Yahoo!ニュース個人」というカテゴリーにオリジナル記事を投稿している各分野の専門家や有職者を指します。

各分野の専門家や有職者が意見や解説を発信するのが「オーサーコメント機能」です。

オーサーコメント機能の設置により、ユーザーは多角的な視線による解説や経験に基づく知識に触れられるようになりました。

オーサーコメント機能は、のちにYahoo!ニュース公式コメンテーターの取り組みへと進化し、より補足状況を提供する仕組みが整えられています。

また、専門家によるオーサーコメント機能の設置は、ユーザーへの視認性の向上にも役立っています。

オーサーコメントが設置されたことで、一目みて専門家のコメントであるということが分かるようになりました。

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オーサーコメントの設置は、ユーザーの情報理解を助けるとともに、新たな視点を加えるという重要な役割を担っています。

地域密着型ニュースの強化

Yahoo!ニュースは、「Yahoo!ニュース個人」という仕組みを通じて地域に密着したニュース発信に力を入れています。

「Yahoo!ニュース個人」では、以下のような専門家・有職者が記事を寄稿しています。

  • 大学教授
  • ジャーナリスト
  • ビジネスパーソン
  • NGO・NPO代表

全国各地の専門家を積極的にスカウトし、オーサーとして迎え入れることで、全国各地の情報発信が可能となりました。

地域のオーサーは、各地域に住む人々の目線に基づいて、地域ごとの課題や情報を発信しています。

たとえば、防止意識についての情報を発信する際には、阪神淡路大震災を経験した専門家が防災の課題や現場の声について記事を通じて伝えています。

また、地域の各専門分野に特化したライターや専門家に記事の寄稿を依頼することで、自らの経験や知見に基づいた情報発信を可能にしました。

地域密着型ニュースの発信により、地域で活動していたオーサーがネットを通じて活躍の場を広げられるようになったことも事実です。

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Yahoo!ニュースは、地域の専門家を積極的にスカウトすることで、地域ならではの情報発信を提供できるようになりました。

関心に応じたパーソナライズ機能

Yahoo!ニュースには、関心に応じたパーソナライズ機能も備わっています。

パーソナライズ機能とは、ユーザー自身の興味や好みに合わせてコンテンツを表示する機能です。

2020年9月にYahoo!JAPANアプリで「タブ追加機能」として導入されました。

「好みのジャンルを選択可能」にすることで、ユーザーが関心のあるニュースを選んで表示します。

タブ機能には、世の中のニーズに応じた「期間限定のタブ」の設置も可能です。

たとえば、2020年5月には「新型コロナ」タブが設置され、8月25日までに累計約1臆4千回もクリックされています。

パーソナライズ機能の導入により、ユーザーがもっとも興味関心のある記事に素早くアクセスできるようになりました。

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多くの情報があふれているIT社会で、効率的に情報を取得できる大変便利な機能であるといえます。

Yahoo!ニュースのメリット

Yahoo!ニュースのメリット

Yahoo!ニュースのメリットの多くは、速報性の高さにあります。

ただ、速いというだけではありません。

それ以外にもYahoo!ニュースには、様々なメリットがあるので詳しく解説していきます。

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Yahoo!ニュースのアプリで通勤中でも手軽に見れる

Yahoo!ニュースには専用のアプリがあります。

Yahoo! JAPANの機能をまとめた総合アプリもありますが、Yahoo!ニュース単独のアプリもあることから、よりニュース記事の閲覧に特化して使いやすい特徴があります。

通知を設定しておけば、Yahoo!ニュース編集部がまとめた朝刊、昼刊、夕刊が届くので、通勤電車やお昼休みに手軽にニュースをみることができるので便利です。

オリンピックやワールドカップの時は特集が組まれるので、スポーツを見るならYahoo!ニュースというイメージは強いです。日本人はYahoo! の利用者が多い国なので、同じサイトで速報を見て結果を共有しあう楽しさもあります。

ランキングやトピックスで最新の話題が分かる

Yahoo!ニュースにはアクセスランキングとコメントランキングがあります。

これは、それぞれアクセス数とコメント投稿数順にニュースを並べたものですが、この機能によって今世間がどんなことに注目をしているのかが可視化されます。

インターネットは、ついつい自分の興味のあることだけを調べてしまいがちです。

またその行動が反映されて、自分に提供される情報もより自分の興味のあることばかりに偏ってしまい、受け手の情報格差が生まれやすいというデメリットがあります。

このようなランキングがあることで、世間と自分の情報の需要のズレを知ることが可能です。

トピックスでは、最新の重要な情報だけがまとめられており、時間のない人にも世間の注目ニュースを簡潔に知ることができます。

Yahoo!ニュースの記事に対する読者のコメントが見れる

Yahoo!ニュースの記事には、コメントの投稿機能があります。このコメントはYahoo!アカウント(電話番号設定が必要があれば投稿でき、コメントに対しての返信も可能です。また閲覧は誰でもできます。

Yahoo!ニュースは、ニュースを見るだけでなくインターネット上の人と議論を交わせる場にもなっています。

コメントに対して「共感した」「なるほど」「うーん」のリアクションもワンタップでできることから、例えば見当違いのコメントがあったとしても「うーん」が多ければ、そのコメントが賛同されていないことが瞬時に分かるため、より有益な議論ができる仕組みになっています。

なお、コメント投稿には電話番号の設定が必須です。

これは誹謗中傷等のコメントを別のIDで投稿する行為を防ぐYahoo!ニュース側が行っている対策の一つです。

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コメントが目に入らないようにしたい場合は、コメント右下の「コメント非表示」のボックスにチェックを入れて非表示にすることが可能です。

コメントの非表示ボタン
画像引用元:Yahoo!ニュース

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地震や天気、台風速報がリアルタイムで見れて便利

Yahoo!ニュースでは、自然災害の速報もリアルタイムでYahoo! JAPANトップページからすぐに確認ができます。

日本は災害大国です。

特に台風と地震は、私たちの生活にいつ降りかかってもおかしくない自然界の驚異の一つなので、これらの情報がトップページからすぐに見れるということは大切なことです。

災害時は通信状況が不安定な状況もおおいに想定されます。

なるべく少ないクリック数で、知りたい情報にたどり着けることは被災者にとってありがたいことです。

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Yahoo!ニュースのアプリでは地震、津波、大雨、火山など細かく防災通知設定ができるので、非常時にすぐに情報を取得して、危険から身を守る行動を取れるようにしましょう。

Yahoo!ニュースのデメリット

Yahoo!ニュースのデメリット

Yahoo!ニュースは、速報性、利便性の高さなど多くのメリットがありますが、中にはデメリットになる要素も存在します。

ここでは、Yahoo!ニュースのデメリットについて解説していきます。

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風評被害を受ける可能性がある

Yahoo!ニュースの記事は、自由にコメントが投稿、閲覧できる大きなメリットがあります。

一方で、そのコメントに誹謗中傷や事実無根のデマなどを書かれてしまうリスクがあります。風評被害を受けている多くは、その記事の中で取り扱われている個人や企業です。

記事の内容がショッキングでスキャンダラスなものであるほど、コメント欄が盛り上がってしまい、ついつい調子に乗って法律に触れてしまうような過激なコメントを投稿してしまう人が出てきます。

コメントに返信機能があることも、コメント投稿者同士での言い合いが多くなり、過激な表現の助長に繋がっています。

Yahoo!ニュースでは、風評被害にならないような対策や、投稿に関してのガイドラインを設けていますが、注目度が高い記事は投稿数があまりに多いので、それらの網をかいくぐってコメントが投稿されてしまうこともあります。

信憑性のない記事を信じてしまう

Yahoo!ニュースでは、審査に通過した媒体しか記事の配信ができません。

しかし、中にはクリック稼ぎを狙ったいわゆる「釣り」と呼ばれる記事も存在します。そのような記事は、特にタイトルを過激な表現にしてしまう傾向が見られます。

結果、タイトルと記事の内容に大きな乖離が生まれてしまい、記事を読まずにタイトルだけを見た人が誤った情報の受け取り方をする可能性が高まります。

そのようなことを防ぐためには、記事をタイトルだけで判断しないことと、記事の掲載元が信用できる媒体なのか確認することがとても大切です。

特に個人が書いているエキスパート認定されたアカウントの記事は専門性が高い反面、偏った意見が多く事実の裏付けなどが乏しいこともあるので注意しましょう。

Yahoo!ニュースは誰が書いてる?

Yahoo!ニュースは誰が書いてる?

Yahoo!ニュースは、Yahoo! JAPAN専属の記者や報道機関が記事を書いているわけではありません。

日本の様々な報道機関が自分たちの記事をYahoo!ニュースを通して掲載しています。

Yahoo!ニュースの記事を見れば、その記事のトップに媒体名が記載されているので、その記事が誰によって書かれたものかはすぐに確認することが可能です。

Yahoo!ニュースに記事を配信するには、LINEヤフーの審査を通過しなければいけません。

LINEヤフー記事配信エントリーフォームから申請が可能ですが、法人名、編集の専門領域、ライター人数、記事作成から公開までのフローなど、入力項目は多く審査が厳しいことが伺えます。

誰でも気軽に記事を配信できてしまうと、ニュースサイトとしての信用性が欠落してしまうので、審査が厳しいことはメリットと捉えるべきです。

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Yahoo!ニュースの風評被害が起こる背景

Yahoo!ニュースの風評被害が起こる背景

Yahoo!ニュースでは、風評被害が起こりやすい環境が整っています。
なぜ風評被害が起こりやすいのか、その背景を見ていきます。

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芸能人のスキャンダルが多い

Yahoo!ニュースでは、芸能情報を多く取り扱っています。

中には芸能人のスキャンダルもあり、これらはアクセス数やコメントも多く、Yahoo!ニュースのトピックスやランキングでも上位に表示されます。

人は誰でも、芸能人のような地位や名誉のある人が転落していく様に興味を持ってしまうものです。

そのような芸能人の記事に対して、悪口を書き込んで優越感に浸る人が出てきてしまいます。

「有名税」といって、有名な人は多少の我慢をしろという考え方がありますが、芸能人も私たちと同じ一人の人間で、人権は守られなければいけません。

芸能人には過激なアンチが多いことも特徴です。アンチは相手を貶めることしか考えていないので大きな風評被害につながる可能性があります。

速報だけで憶測のコメントが飛び交いやすい

Yahoo!ニュースは速報性の高さが魅力の一つですが、風評被害の観点においてそれはデメリットになることもあります。

例えば刑事事件で、誰かが容疑に掛けられていたとしても、その真相がはっきりと明確ではないまま記事として配信されていることも多いです。

結果、その記事には事実確認のない憶測だらけのコメントが投稿されてしまいます。

「絶対アイツがやった」というような決めつけの言葉は、その本人に大きな風評被害として降りかかることになります。

ゴシップ好きの人が、噂をさらに広めようとコメントに書いたことが間違って伝わりさらなる風評被害を生むこともあります。

X(旧ツイッター)の投稿がリアルタイム検索に表示される

Yahoo!ニュースとは直接的に関係があるわけではありませんが、Yahoo! JAPANにはリアルタイム検索という機能があります。

リアルタイム検索とは、X(旧ツイッター)の投稿をリアルタイムで投稿時間の早いものから順に見れる検索機能です。

Yahoo! JAPANのトップ画面の検索フォームのタブを切り替えるだけで簡単に通常検索からリアルタイム検索に変えることができるので、Yahoo!ニュースと同様にリアルタイム検索を使って、ニュースに対する世間の声を確認する人もいます。

リアルタイム検索の大きな特徴は、X(旧ツイッター)にログインしなくても、X(旧ツイッター)の投稿が見れることです。

X(旧ツイッター)の投稿は、Yahoo!ニュースのコメントに比べて、投稿時の審査などもないため誹謗中傷や過激な表現に対しての規制が甘くなっています。

X(旧ツイッター)の投稿が、Yahoo! JAPANを通して簡単に見れてしまうことは、風評被害を助長しているとも言えます。

Yahoo!ニュースは検索結果にも表示されやすい

Yahoo!ニュースは、Yahoo!ニュースだけでしか記事が見れるわけではありません。通常のYahoo! JAPANの検索結果においても、Yahoo!ニュースの記事が表示されてしまいます。

その記事をクリックするしないに関わらず、検索者の目にその記事のタイトルは入ってしまいます。

特に週刊誌が書いたYahoo!ニュースの記事は、タイトルがクリック稼ぎの「釣り」になっていることも多く、タイトルだけでその人の印象が悪くなるような誤解を与えてしまう可能性が高いです。

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Yahoo! JAPANのサイトそのものがSEO(検索結果の上位に表示される施策)に強いため、Yahoo!ニュースの記事は多くの人の目にさらされやすい傾向があります。

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話題性の高い記事ほどコメントが集中し炎上しやすい

話題性の高い記事ほどコメントが集中しやすい状況が形成されていることも、Yahoo!NEWSで風評被害が発生する要因の1つです。

Yahoo!ニュースで話題性の高い記事が炎上しやすいのは、以下のような状況があるからです。

炎上となる状況詳細
速報性と便利さYahoo!ニュースは速報性が高いため、多種多様なニュースを取得できる
ランキングやトピックス機能により、最新の話題にすぐ辿り付けることからコメント欄が活発になる
コメント機能の特性と
過激な表現の助長
Yahoo!ニュースのコメント欄はIDがあれば、誰でもコメント可能
返信は何度でも可能であるため、投稿者同士の言い合いを促進し、過激な表現が助長される可能性がある
Yahoo!ニュースの広がりYahoo!ニュースには、1か月あたり約949.9万件ものコメントが投稿される
そのため、悪質なコメントがあると、それが大きな反響を呼ぶ可能性がある
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炎上が続いている最中に新しい情報が投稿されると、火に油をそそぐようにな形となり、さらに炎上が拡大・長期化するおそれがあります。

共感・うーん機能が炎上の温床になることも

Yahoo!NEWSのコメント欄にある「共感」「うーん」といった機能は、炎上の熱源となり、その拡散を加速させる要因となる場合があります。

炎上が起こる流れは、以下のとおりです。

STEP

多くの人の関心を引くニュースや出来事が投稿される

STEP

それに対し、多くの人が意見を交換・共有・拡散する

STEP

Yahoo!ニュースが話題と共感を広がる

STEP

結果として炎上が拡大・長期化する

Yahoo!ニュースのコメント欄は、1か月で約949.9万件ものコメントが投稿されます。

このような場で「共感」「うーん」といった感情コメントを投稿すると、そのコメントに対して共感が集まります。

共感が集まったコメントはさらに注目を集め、多くのユーザーの意見に触れるため、炎上の温床となる可能性が高いのです。

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また、Yahoo!ニュースのコメント欄は、匿名性が高いことから、現実世界では言えないような発言が集まりやすいといえます。

これも炎上の温床となる理由の1つです。

Yahoo!ニュースの風評被害の事例

Yahoo!ニュースの風評被害の事例

ここでは、実際のYahoo!ニュースのコメントの風評被害の例を紹介します。

以下、ご紹介する事例に関して、
当社は、関係性もとい、ご紹介している事例におけるいかなる関与もしておりません。以下の内容について一切の責任を負いません。内容に関するご質問やご対応はできかねますので、あらかじめご了承ください。

企業の風評被害の事例

小林製薬が販売している、紅こうじのサプリメントにより健康被害が出たという事件がありました。

この事件でも様々な憶測が飛び交うことになり、以下のようなコメントが寄せられています。

小林製薬に存在意義はゼロ。厚労省は一刻も早く事業停止処分を下し廃業させるべきだ。

前からこの会社はうさん臭かったから本当に天罰といえる 製薬会社と名がついておきながら、実際作ってるのはといわれると 本来の製薬会社とか似ても似つかぬ物ばかり 製薬の看板をおろしてほしい

小林製薬の製品、もう買うことは無いな

すでにコメント欄の中に、もう小林製薬の商品を買いたくないといったコメントがあり、不買運動という形で風評被害が出ています。

企業の風評被害は企業全体のイメージを損なうため、問題の商品だけでなく多くの商品の売り上げにも影響が出てしまいます。

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芸能人の風評被害の事例

お笑い芸人の松本人志さんが、女性問題に対して週刊文春を名誉棄損で訴えた事件があります。

記事は2024年10月27日に投稿され、投稿時に裁判の決着はまだ付いていません。

そこに以下のようなコメントが寄せられました。

破廉恥なことをする松本人志さんより破廉恥なことをしない 爆笑問題太田さん 明石家さんまさん ナイナイさん とんねるずさんの方が社会的信用がある。

もう、セコい遊びしてた還暦おじさんの話題はいいです

松本氏は こんだけ長く裁判になって たとえ勝訴になっても、いままでみたく 女性遊びするんだろうし、

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39a404c31794a15bdcfab719d7e6c2562ad441ee/comments

これらのコメントは、事実が不確定であるにもかかわらず、まるでそうであるかのような断定を含んだ表現があり、風評被害に繋がる可能性があります。

スポーツ選手の風評被害の事例

2024年パリ五輪の柔道で、永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手との試合で誤審があったのではないかという記事があります。

この事件の本質は、審判が間違って「待て」を掛けたことと、「待て」を掛けたにもかかわらず、それに気づかずに技をかけ続けたガリゴス選手を止めようとしなかった審判側の問題ですが、ガリゴス選手にも以下のようなコメントが寄せられました。

殺人行為ですまさしく。 ルールを守らない格闘技はただの殺し合いです。 ガルゴスの言い訳は人としてあり得ない。相手に何かあったらどう責任取るんですか。

アメリカ人とは「死」の感覚が違うのかもしれません。また、勝負で多少、審判が停めても強引に数発相手に攻撃することを、あまり重たく捉えないのかもしれません。歴史も証明しているし。

平気で銃で人を射殺するような国は、クビ締めによる殺人未遂も同じように解釈するんですね。 あなた達に柔道の精神は、到底理解出来ないと思いますよ。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39a3f367ff3c2396b78741e0bee6b98b106c3b0b/comments

ガリゴス選手を「殺人」呼ばわりするような非常に攻撃的な誹謗中傷が目立ちます。

永山選手が抗議したことをアメリカのメディアが批判したという内容も含んでいたため、アメリカ人に対する人種差別も多く見受けられました。

Yahoo!ニュースでくだらない記事が多い理由

Yahoo!ニュースでくだらない記事が多い理由

Yahoo!ニュースは、最新の話題のニュースを手軽に知ることができる一方で、くだらない記事が多いというイメージを持っている人も少なくありません。

ここでは、なぜそのような記事が多いのか、その理由を解説します。

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クリックを誘導するような煽り文句の記事が多い

Yahoo!ニュースは、Yahoo! JAPANのトップページからクリックすることなく話題の記事のタイトルを確認することができます。

記事の投稿者は、記事をクリックしてもらうためにタイトルに命をかけています。

そのため、タイトルだけで人を引き付けるような釣りタイトルも多く、実際その記事の中身をのぞいてみたら、中身のない噂話だったというようなことも多いです。

トップページの記事のタイトルの文字数は、15文字程度とかなり絞られています。

タイトルと記事の中身に大きな乖離が生まれることで、期待はずれのくだらない記事だなと感じることが多くなります。

PV稼ぎの信憑性を度外視したフェイクやデマが多い

Yahoo!ニュースでは、週刊文春やフライデーのようないわゆるゴシップを多く取り扱う週刊誌も、記事を配信しています。

そのため、中には明確な証拠がないのにも関わらず、まるで本当にあったかのようなフェイクやデマのような記事があるのも事実です。

度が過ぎた内容だと、読書は「それって本当なの?」と、その記事の信憑性に疑いを持ちます。

また、そのような記事を多く目にすることで「どうせ噂話でしょ」と、記事に対する信用を読者が持たなくなってしまい、Yahoo!ニュースはくだらない記事が多いという印象が付いてしまっている可能性があります。

Yahoo!ニュースの記事は削除できる?

Yahoo!ニュースの記事は削除できる?

Yahoo!ニュースの記事で、もし個人や企業が風評被害のリスクにさらされたら、その記事は削除できるのか。

ここでは、Yahoo!ニュースの記事の削除に関して解説します。

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Yahoo!ニュースが禁止している記事内容

Yahoo!ニュースでは、不適切な記事が配信されないように、記事入稿に関するガイドラインが設けられています。

ガイドラインで禁止されている内容を以下に簡潔にまとめました。

Yahoo!ニュースが禁止している記事内容
  • 正確性に欠け、誤解を招く表現
  • 時機をずらした配信で誤解を与えるもの
  • 名誉、プライバシー、肖像権、パブリシティ権を侵害するもの
  • 誹謗中傷
  • 人種、性、言語、宗教、政治的意見、国籍等の差別表現を含むもの
  • 第三者の知的財産権を侵害するもの
  • 人命を軽視するもの
  • 自殺または自傷行為を誘発、助長するもの
  • 犯罪を容認していると捉えられるもの
  • 犯罪の手段等を必要以上に詳細に表現する等、犯罪を誘発、助長するもの
  • 医薬品、医療機器等の品質、薬機法、医療法、医師法、健康増進法等の法令に抵触するもの
  • 不適切な内容により健康被害や不利益を及ぼすもの、また信頼性に欠けるもの
  • 記事の見出しで記事内容を誇張したり、不明確に表現してユーザーの興味を過度に引くもの
  • ユーザーに誤解を与え、期待や信用を裏切るもの
  • 広告やPRを含むもの
  • 写真や図解の文字が小さかったりフォーマットに合っていないもの
  • 外部サイトへの遷移を促すもの
  • 法令に違反するもの
  • 社会規範、公序良俗に反したり助長するもの

参考:LINEヤフー 記事入稿ガイドライン

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Yahoo!ニュースでは、これらのガイドライン違反が認められたものは修正か削除を行うとしています。

Yahoo!ニュースの記事を違反報告する

Yahoo!ニュースには、直接記事を削除してもらうように申請する機能はありません。

ただし、ガイドライン違反にあたる記事を違反報告することは可能です。

Yahooニュースの違反報告ボタン

違反報告の手順は簡単で、対象の記事の左下に「記事に関する報告」という文字があるので、それをクリックすることで違反報告ができます。

違反報告は、7つの項目からどのような違反なのか、その種類を選ぶだけの簡潔なものです。

Yahooニュースの違反報告フォーム
画像引用元:Yahoo!JAPANヘルプセンター

もう少し具体的に記事の違反内容を指摘して報告したい場合には、Yahoo!ニュースのお問い合わせフォームに直接問い合わせる必要があります。

出稿元に削除依頼する

記事を書いた出稿元に直接削除依頼をすることも一つの手段です。

Yahoo!ニュースの記事は、すべて記事の出稿元が明確になっています。記事の右上に媒体名が書かれており、それが媒体のサイトの記事のリンクにもなっているため、出稿元を特定することは簡単です。

中には個人の専門家が書いている記事もあります。その場合は、個人のサイトやSNSのリンクが貼られているので、そこから本人へメールやDMで削除依頼することになります。

相手が削除に応じない場合、弁護士を通じて裁判所で仮処分として削除命令を出す方法もあります。

削除できなくても見たくない記事は非表示にできる

ニュースの内容によっては、事実無根のデマや誹謗中傷を好き放題に書かれてしまうことがあります。

ただ、それを書かれた当事者の精神的苦痛は計り知れません。その記事が元で、思い詰めて命を絶ってしまう人もいて、誹謗中傷は社会問題になっています。

二度とそのような記事を見たくないと思う人がいるのは事実です。

Yahoo!ニュースのブラウザ版では、おすすめに上がってきた記事を非表示にすることができます。

各記事の右下に×ボタンがあるのでそちらをクリックすれば非表示になります。

Yahooニュースの非表示
画像引用元:https://topblog.yahoo.co.jp/info/20240716.html

また、その記事に類似する記事も表示されにくくなるので便利です。

記事を削除することも大事ですが、自分の心を守ることも大事です。

Yahoo!ニュースのコメントは削除できる?

Yahoo!ニュースのコメントは削除できる?

Yahoo!ニュースでは、記事以外にコメントによる誹謗中傷も多く見受けられます。

ここではYahoo!ニュースのコメントが削除できるかどうかについて解説します。

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Yahoo!ニュースが禁止しているコメント内容

Yahoo!ニュースのコメントの投稿には、コメントポリシーと題したガイドラインが定められています。

ガイドラインで定められているコメントの禁止内容を以下に簡潔にまとめました。

Yahoo!ニュースが禁止しているコメント内容
  • 個人の特定が可能なもの
  • 犯罪または犯罪の助長にあたるもの
  • 著作権法違反、知的財産やプライバシーを侵害するもの
  • わいせつな表現
  • 気分を害する低俗な表現
  • 特定の利用者へのつきまとい
  • 誹謗中傷や人権侵害
  • 暴力的・猟奇的な表現や動物虐待を含んだ表現
  • 誰かに嫌悪感・不快感を感じさせる表現
  • 身体・病気・精神的な不調を揶揄するもの
  • 苛烈な表現や品位を欠く内容
  • 地域、家柄、職業、宗教、性別、性的指向、病気、障がいに対する差別表現
  • 国や地域、人種や民族に対する差別
  • 被害者・加害者、それらの親族や関係者への不謹慎な投稿
  • モラルに欠ける悪口や批判、全否定的な内容
  • 極端に短い表現や、攻撃的、否定的、言い捨てるような表現
  • 明らかな偽情報
  • 関連性のない投稿
  • いたずらやスパム
  • 同じ内容を短時間に繰り返すような重複投稿
  • 商用・宣伝目的の投稿
  • ユーザープロフィールに不適切な内容が含まれているもの
  • 本人以外の人物や団体などになりすました投稿

参考:Yahoo!ニュース コメントポリシー

記事の投稿にも同じようなガイドラインがあったように、どちらも人権を侵害する内容に関しては細かく禁止項目が定められています。

自分のコメントは削除できる

Yahoo!ニュースでは、他人のコメントを削除することはできませんが、自分のコメントは気軽に削除することができます。

そのため、誰かを傷つけるような表現をしてしまったから削除したいと思った場合にも、すぐに削除が可能です。

削除は、マイページに入ると自分のコメントが一覧で出てくるので、そこの「削除」をクリックするだけで簡単にできます。

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誹謗中傷を含んだコメントは度が過ぎると、訴えられる可能性があります。他人を傷つけていないかどうか十分に注意し、不適切だと感じたら削除しましょう。

Yahoo!ニュースのコメントを違反報告する

Yahoo!ニュースでは、コメントポリシーに違反したコメントを違反報告することができます。

各コメントの右上に「非表示・報告」と書かれており、そこをクリックすることで報告が可能です。報告の詳細は100文字以内で説明する必要があるので、簡潔にわかりやすい内容にしましょう。

Yahoo!ニュースでは、多様な意見のコメントを取り上げることを重要視しているため、違反であったとしてもその程度の差によっては削除してもらえない場合があります。

発信者情報開示で投稿者を特定し削除依頼する

コメントが自分にとって大きな風評被害や人権侵害につながり、どうしても削除したい場合には、法的な手段を使います。

Yahoo!ニュースのコメントは、その投稿者の匿名性が保たれているため、まずは投稿者を特定しなければなりません。

具体的には、LINEヤフーに対しプロバイダ責任制限法に基づいて発信者の情報開示を行います。

投稿者の連絡先や住所が特定できれば、直接、本人に対して削除申請を、内容証明郵便などを使って行います。

相手が削除に応じない場合は、裁判所を通じて仮処分で削除命令を出すことになります。これらの手続きには弁護士の力が必要です。

Yahoo!ニュース以外の二次被害に注意

Yahoo!ニュース以外の二次被害に注意

Yahoo!ニュースで報じされた情報が1人歩きし、思わぬ形で拡散してしまうこともあります。

Yahoo!ニュースで報じられた場合、他のサイトや掲示板、SNSでも情報が拡散され、風評被害を受けるおそれがあります。

ここからは、Yahoo!ニュース以外で起こりうる二次災害について見ていきましょう。

関連記事
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まとめサイトやSNSで悪質に転載される

Yahoo!ニュースで発信された情報は、2ちゃん系まとめサイトやX(旧Twitter)など
で悪質に転載される可能性があります

まとめサイトは、手軽にWeb上の既存情報を集めて記事を作成できるため、ユーザーが興味を持つ記事を効率的に作成できます。

そのため、閲覧者を増やし、広告収入を得たいと考える際に作成されることが多いです。

まとめサイトは、1つのサイトで特定のテーマに基づき、理解を深められる一方で、以下のようなデメリットもあります。

デメリット詳細
情報の信憑性Web上のソースを利用するため、裏取りのない嘘の情報を発信される可能性がある
SNSによる拡散スキャンダルや過激な内容は、瞬時に拡散される傾向にある
事実確認もされないまま、情報が拡散し、被害が拡大することもある

Yahoo!ニュースで発信された情報が、まとめサイトやSNSに転記されると、事実確認のされていない情報が拡散される可能性があります。

また、まとめサイトで都合の良いように情報を変えられ、デジタルタトゥーとしてネット上に残り続けるおそれもあるでしょう。

関連記事:デジタルタトゥーとは?企業に襲い掛かる風評被害とその事例

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1度ネット上に発信された情報は自然に消滅することはなく、長期間に渡り、企業や個人に悪影響をもたらす可能性があります。

Yahoo!ニュースでの情報が別メディアに波及する

Yahoo!ニュースでの情報は、別メディアに波及することも二次被害が発生する要因の1つです。

Yahoo!ニュースはYouTube、ブログ、SNSなど別媒体の情報収集対象となることから、情報が拡散し、二次被害が発生することがあります

特にSNSは、「いいね」「リツイート」「シェア」などのさまざまな拡散を促す機能が備わっています。

そのため、Yahoo!ニュースで報じられ、SNSで取り上げられると瞬時に拡散し、早い段階で二次被害が発生するおそれがあります。

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SNSでは情報が切り取られたり、編集されたりして真意が歪められ、誤った情報が拡散されることもあるため、注意が必要です。

ネガティブな検索候補や関連ワードが表示される

Yahoo!ニュースでの情報発信は、ネガティブな検索候補や関連ワードの表示に繋がる可能性も高いです。

Yahoo!ニュースで記事が公開されると、大きな注目を集め、アクセスが集中し、過激なコメントが寄せられることで炎上します。

すると、多くの人が特定の企業やサービスに対するネガティブな検索を行い、サジェストや関連キーワードに表示されてしまいます

本来、サジェストや関連キーワードはユーザーの利便性を高める機能です。

しかし、ネガティブな検索が繰り返されると、悪い印象を助長する結果につながります。

関連記事:Googleサジェストにネガティブキーワードが表示される理由と対策

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ネガティブな検索候補が表示されることで、企業や個人の信頼を損なうリスクがあるため、風評被害対策の重要性が高まっています。

Yahoo!ニュースの内容がサジェストや検索結果に表示された場合の対処法

Yahoo!ニュースの内容がサジェストや検索結果に表示された場合の対処法

Yahoo!ニュースの内容がサジェストや検索結果に表示されたら、まずは削除申請を行いましょう。

投稿者やサイトの運営元などに依頼し、各削除方法に応じて依頼することが大事です。

削除申請しても通らなかった場合は、弁護士に依頼することも検討しましょう。

弁護士に依頼した場合、法的根拠に基づいた削除依頼が可能となり、申請が通りやすくなります。

弁護士に依頼する場合、費用が多くかかることがあるため、事前に費用を確認しておきましょう。

迅速な対応や費用を抑えた対策を希望する場合は、風評被害対策を行う専門業者に依頼する方法もあります。

専門業者は、検索エンジンのアルゴリズムや逆SEO対策などの専門知識があり、各状況に合わせて最適な対策を行ってくれます。

関連記事:Yahooサジェストや検索結果のネガティブ表示を改善する方法。削除申請の手順

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Yahoo!ニュースが行う誹謗中傷、風評被害対策

Yahoo!ニュースが行う誹謗中傷、風評被害対策

Yahoo!ニュースは、記事やコメントが誹謗中傷や風評被害に繋がることを認識しており、それらの被害を少しでも減らせるように、いくつかの対策を講じています。

ここでは、それらの対策について紹介します。

専門チームによる24時間365日パトロール

Yahoo!ニュースでは、コメントポリシーに基づいて、AIによる不適切なコメントの解析、検知、自動削除と、専門チームによる24時間365日のパトロールが行われています。

これにより、不適切なコメントの早期発見を実現しています。

パトロールで発見した不適切なコメントは削除対応を行い、また犯罪予告や名誉棄損のような法律に関わることは、削除に加えて警察へ通報するといった対応を行う場合もあるようです。

繰り返し違反した者には投稿停止措置

Yahoo!ニュースでは、過去にガイドライン違反のコメントを投稿した人に対して、注意喚起や投稿内容を再考するようなメッセージを送っています。

また、違反のコメントを繰り返す人に対しては、投稿停止措置という厳しい対応が取られます。

このような取り組みによって、アンチのような何度もしつこく悪口を書くような人を取り締まることが可能です。

事前にメッセージを送ることで、そのような人への抑止力やモラルの教育にもなっています。

AIによるコメントの添削モデルを導入

2024年、Yahoo!ニュースに、コメント添削モデルというAI機能が導入されました。

コメント添削モデルとは、誰かが不快と感じる表現に対して、コメント投稿前にその箇所を指摘して「表現を見直しませんか?」とポップアップが出てくる機能です。

修正は強制するものではありませんが、このような機能で事前に不適切なコメントの発生を減らすことができます。

AIでは他にも、違反コメント数が多い記事のコメント欄を自動で非表示にする機能が2021年に導入されています。

コメント投稿の携帯電話番号の設定必須化

Yahoo!ニュースでは、コメント投稿時に携帯電話番号の設定が必須になりました。

なぜこのような規制がかかったのかというと、悪質な投稿を繰り返すユーザーが投稿停止措置を受けても、別のIDを作って同じように悪質な投稿を繰り返していたからです。

電話番号の設定が必要になると、同じ電話番号で複数のIDを作れなくなるため、そのような悪質な行為ができなくなります。

この規制の導入後、月平均の投稿停止措置を受けるID数が56%も減少し、大きな成果をあげています。(LINEヤフー調べ)

Yahoo!ニュースの風評被害対策のまとめ

Yahoo!ニュースは速報性が高く利便性もありますが、コメントや過激な記事により風評被害が発生するリスクも抱えています。

Yahoo!ニュース側は、AIや専門チームによる監視、違反者に対して投稿停止措置などの対策を実施していますが、それですべての風評被害に対応できているわけではありません。

利用者側も記事の信憑性を確認し、不適切なコメントを見つけたら報告するなどの対策が必要になってきます。

風評被害を受けないためにも自営の意識をもって、Yahoo!ニュースと向き合っていきましょう。

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