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区切り

検索結果に表示されないトップページと下層ページの現象と問題の原因

検索結果に表示されない…

検索結果に表示されない『トップページ』や『下層ページ』があり、その現象に悩まされている人へ、検索エンジンのSERPsに自分のサイトのページが見当たらない場合の現象と原因について解説します。

今回は、主な5つの現象と、検索結果に表示されない15種類の考えうる原因と、どうなっているのかがわかりにくい特殊要因などを網羅的に解説します。

ご自身のウェブサイトが、検索結果に表示されない理由を特定し、どうすれば解消できるかの判断材料にお役立てください。

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コンテンツ目次

検索結果にトップページが表示されない現象とは?

現象を紹介します!

検索結果にトップページが表示されず、困ってしまったときの状況には主に5つの現象があり、それぞれに原因が異なります。焦って色々なSEO対策方法を試してしまうと、原因がわからず、運良くトップページが上位表示したとしてもベストプラクティスにはなりません。

まずは、原因を特定して、適切な対策を講じる準備をしていきましょう!

アクシアWEBマーケティングラボ

今回は、下層ページは表示されるけど、トップページが検索結果に表示されることを問題と考えている方々へ向けた、ビギナー向けのわかりやすい内容をご案内します。できる限り多くのケースに対応したいので、紹介する項目は多めなので、その点は予めご了承ください。

指名検索してもトップページも何も表示されない [現象 1/5]

この現象について

指名検索をした際に表示される検索結果において、トップページに限らずサイト全体が表示されていないという状態です。

ここでいう『指名検索』というのは、下記のような性質をもったキーワードを用いて、検索エンジンで検索する方法を意図しています。

▼指名検索の例

  • ウェブサイトの名称
  • ブランド名
  • 商品・サービス名
  • 会社名
  • 個人名
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このような現象が発生する段階としては、新規サイト開設時・リニューアル時などが殆どです。Googleへの登録状況が気になるので、下記のリンクより、原因として考えられることを参考にしてください。

同一・類似名称に注意
サイト名などの指名キーワードによる検索結果の場合、一般名詞や他に同一・類似する名称でサイト運営をしている企業や個人がいる場合もあります。そのような場合、先に展開しているサイトのほうがアドバンテージ高い傾向があるため、場合によっては名称変更を視野にいれる方が解決の近道となることがあります。

指名検索で下層ページしか表示されない [現象 2/5]

この現象について

指名検索キーワードの検索結果で、下層ページばかりが表示されて、トップページが見当たらなくなってしまう状態です。

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このような現象が発生することは、サイト運営のどの段階でも考えられます。始めはトップページと下層ページの両方が、人まとまりになって表示されていたのに、ある日突然、検索結果からトップページがいなくなることも。

トップページのタイトルで検索しても表示されない [現象 3/5]

この現象について

検索結果にトップページが表示されないとき、ページタイトル全文もしくは一部をキーワード入力ボックスに打ち込み、検索する方法があります。この方法を利用しても、トップページだけではなくサイト全体が見当たらない現象を意図しています。

アクシアWEBマーケティングラボ

私達が受けるSEO相談の中でも、「ページタイトルで検索しても全くダメ」で困っているというお問い合わせは時々あります。単純にインデックスされていない場合を除いて、あまり良い状況とは言えない場合が多いので、下記のリンクから原因をチェックしてください。

トップページのタイトルで検索すると下層ページが表示される [現象 4/5]

この現象について

先程の「現象 3/5」と同じく、ページタイトルを使った検索結果において、下層ページが表示される場合というのがあります。一時的な場合や、長期的ではあるが状況が一定ではなく、トップページが表示されているときもあるなど、現象自体に動きがあるケースです。

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この現象の場合、サイト構造はもちろん、システムやサーバー周りにまで原因がある可能性はあります。捜索範囲が広くなり、IT/WEB業界での経験や、長年の積み重ねがないと原因の特定はやや難しいといえます。

ただし、事例として多いものを原因に掲載しましたので、下記のリンクから下層ページしか表示されない原因究明に役立つ情報をご確認ください。

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ドメイン名で検索してもトップページが表示されない [現象 5/5]

この現象について

この現状は、「abc.com」や「site:abc.com」と検索しても、トップページが検索結果に表示されない状況を意図しています。

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ドメイン名で検索しても、トップページが表示されない場合、Googleサーチコンソールへの登録などを済ませてから一定期間が経過しているとしたら、事態は深刻である場合があります。

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トップページが検索結果に表示されない原因について

原因を紹介します!

トップページが検索結果に表示されないときの原因として考えられることを紹介します。

原因1:Googleにインデックスされていない

Googleにページがインデックスされていない原因について解説します。トップページや下層ページが、検索結果で表示されない原因として考えうるシステム的な要因が中心となっているのが特徴です。

ここでは、『新しいサイトを作ったけどすぐに検索結果で表示されないんです!』という疑問への回答にもなる内容なので、一つ一つ可能性を潰していきましょう。

サーチコンソール未登録 [原因1-1]

Googleがウェブマスター向けに無償提供している「Google サーチコンソール」は、アカウントを作成してサイト登録をするSEOツールで、検索エンジンと自サイトを連携させ検索結果に表示させるなど主要機能を備えています。未登録の方は意外と多いので、サイト全体が検索結果に出てこないという人は、原因となっていることもあるので登録しましょう。

サーチコンソール操作を始めるには
サーチコンソールとサイトの連携には、
①タグ設置による認証
②指定ファイル設置による認証
③既にGoogleアンリティクスを使っているならアカウント連携
④ドメインDNSによる認証
これら4種類のいずれかを実行することで使えるようになります。

Metaタグでクロール拒否 [原因1-2]

HTMLの<head></head>内に「<meta name=”robots” content=”noindex”>」という記述があると、Googleなどの検索エンジンは、記述されているページ情報の収集(インデックス)を行わないので、検索結果に表示されなくなります。

robots.txtでクロール拒否 [原因1-3]

ロボッツテキストという、検索エンジンのクローラーに対する司令文を書くテキストファイルの中に「Disallow: /」と記載するとすべてのURLについて情報収集を拒否しますということになりインデックスされません。また、「Disallow: /category/」の場合、このディレクトリ配下のURLについて拒否していることになります。(普段は目にしない部分なので要確認の対象です)

.htaccessでクロール拒否 [原因1-4]

これは、サイト制作をする際やランディングページなどを検索エンジンのクローラーの巡回を拒否するため、「.htaccess」というファイル内にX-Robots-Tagという構文で対象のファイル(ページ等)を指定するタイプのクロール拒否方法です。外部制作会社へ委託した作業のあと、人為的ミスで記述が残っていたり、社内で一時的記述のはずが忘れ去られて、検索結果にページが表示されない原因となることがあります。

SSL/URL正規化の不備 [原因1-5]

サイトの正しいURLを1つに絞れていない場合で、「https://abc.com」「http://abc.com」「https://www.abc.com」「http://www.abc.com」などが混在していたり、サイト内でのリンクルールも統一化されていない場合、最悪の場合は同じサイトが複数あると判断されて検索結果に表示されないページが発生する原因となることがあります。

Canonical 属性の設定ミス [原因1-6]

Canonicalは、各ページの正しいURLを示すタグですが、意図しないページのURLを設定してしまうと検索結果に表示させたいのとは違うページが表示される原因となることがあります。この場合、考えられるのは「人為的ミス」か「システム設定および設計ミス」であることが多い傾向があります。

削除リクエストをしたままの状態 [原因1-7]

こちらは、何らかの事情でサイトやページを閉鎖などした際、Googleサーチコンソールの削除ツールを用いて、URLのブロックといった処理を行ったままになっている状態です。サイト運営者本人が担当した場合は覚えていることもありますが、他の人が行った処理である場合、なかなか「削除リクエストの履歴」には目が行かないのでわかりにくい原因のひとつです。この状態でインデックスされるのをまっていても、なかなか検索結果にサイトが表示されることはありません。

その他 [原因1-8]

他には、閲覧者の安全を守るための『セーフサーチ フィルタリング』に引っかかっている可能性もあり、アダルトコンテンツとして報告された場合などが原因として挙げられます。

原因2:トップページのコンテンツが薄い

コンテンツの薄さが原因となり、トップページが検索結果に表示されない場合のケースを紹介します。

サイト名が少ない/記載がない [原因2-1]

サイト名やブランド名などの「指名検索」をしても、検索結果にページが表示されない場合、そもそもサイトの中に『名称を示すテキストや画像alt属性』が少ない状態、もしくは全く記載がない状況が原因と考えられます。

▼記載があると良い箇所

  • ページタイトル内
  • ロゴマーク画像のalt属性
  • コピーライト表示部分
  • メインコンテンツ内
  • サイト概要ページ内

Googleを含む検索エンジンのクローラーは、サイト内を巡回する際、テキスト/画像のalt属性から主な情報を得ます。そのため、対象のページにサイト名やブランド名が少なすぎたり、無かったりすると、そのサイトがなんという名称なのか等の判断がつかずに指名検索で検索結果に表示されない原因となることがあります。

静的テキストが少ない [原因2-2]

静的テキスト(俗称:ベタ書きテキスト)が少ない状態というのは、下記のような状態が認められるページで、そのような場合、Googleを含む検索エンジンは、ページ内にあるコンテンツを正確に収集しにくくなってしまいます。

  • 画像が大部分を占めるページ
  • 動画のみのページ
  • プログラムにより都度情報が形成されるページ
  • リンクばかりのページ
  • Flashで作られたコンテンツ(XMLなし)

このように、静的テキストが少ないページは、クリエイティブが優秀でも、内容として常にそこに掲載されていて、誰もが難なく有用な情報を閲覧して役立つページと評価されにくくなります。

ビジュアル的に、また画像内にたくさんのキャッチーなフレーズが含まれていても、それらは、テキストとしてや画像のalt属性として記述されていないことが原因となり、コンテンツが薄いと判断されて検索結果に表示されない状態になることがあります。

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デザインは最新のテイストだし、こんなに良いコンテンツを作ってるのになぜ検索順位が上がらないんだ!と感じたら、まずは、この原因を疑ってみてください。

alt属性に関する注意点
画像のalt属性に大量のテキストをいれることは、詰め込みになり検索エンジンから良い評価を受ける際の妨げとなることがあります。

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原因3:ペナルティを受けている

ペナルティを受けていることが原因で、トップページが検索結果に表示されない場合のケースを紹介します。

同一内容のページが存在する [原因3-1]

同一内容のページとは、通常のWEBページはもちろん、ランディングページなどすべてのページに言えることですが、検索エンジンのクローラーは同じ内容で別URLのページが複数ある状況を好みません。これは、検索を利用するユーザーが、複数の同じページがあることで迷ってしまったりするためです。

リスティング/SNS/アフィリエイト広告など、条件に応じたランディングページを設置している場合、正しい運用方法は自然検索のクローラーにページが読み込まれないように処理することです。

その場合、原因1-2で紹介したHTMLの内に「<meta name=”robots” content=”noindex”>」という記述をしないと複数の同じランディングページが読み込まれ、どれかのURLが検索結果に表示されなくなる原因となることがあります。

※トップページや下層ページも同条件。
※他のドメインとの間でも同条件。

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サイト内に複数の入り口ページ(別名:ドアウェイページ)を設けている場合も、検索エンジンに読み取れる状態になっていれば、ペナルティの対象となります。

内容が酷似するページが存在する [原因3-2]

ページ/サイトの内容が酷似している場合、それはオリジナリティが低いコンテンツであり、検索エンジンとしては検索結果に表示させるに値しない情報と判断されることもあります。

下記は具体的な例です。

  • コピーコンテンツ
    他人の作ったコンテンツをコピペした内容。別名「ミラーコンテンツ」と呼ばれることもあり、ペナルティの対象なります。
  • テンプレート型コンテンツ
    わかりやすい例としては「A/Bテスト中のトップページやLP」などが、テンプレート型コンテンツで、ほとんどの内容が似ていて、いくつかの文言や画像などを変更しているケースです。

このように、内容が酷似しているページが検索エンジンに読み込まれることにより、トップページや下層ページ、ランディングページなどの中で、検索結果に表示して上位化したいページが、全く検索に引っかからないという現象の原因となっていることがあります。

ここで解説した「同一ページ」「酷似ページ」は、複数拠点を有する企業のエリアごとのウェブサイトや、どこでも扱えるオリジナリティが低い類似コンテンツ掲載ページも対象となる場合があります。

隠しテキストが存在する [原因3-3]

隠しテキストとは、サイトの閲覧者が視覚的に発見できないテキストのことで、スタイルシート(CSS)の設定を用いるなどして、『検索エンジンには読めるが人の目にはつかない』ブラウザの表示範囲外などにコンテンツを隠した悪意のあるSEO手段です。

Googleは、このような人に見えないコンテンツを意図的に設置しているページ(サイト)を放置せず、ペナルティを与えることで検索結果に表示されないように処理することがあります。

ナビゲーション等の装飾で、極々一部に活用するスタイルシートや、コンテンツ閲覧の利便性を向上させるアコーディオン等の適切な利用についてはペナルティの対象ではありません。

補足情報
背景色と同じ色のテキストコンテンツを設置することも、これらと同じく、隠しテキストとして判断されることがあります。

隠しリンクが存在する [原因3-4]

隠しリンクというのは、検索エンジンには読み取れても、人の目には見えない位置や色を使ったリンクのことです。

人にはリンクを辿ってほしくないが、検索エンジンには、ページをクロールしてほしい場合などに用いられるSEOの悪用行為です。

特に、人には見えない・発見しにくいような大量のリンクを、設置しているのが発見されるとペナルティを受けてサイト全体の順位に悪影響を及ぼしたり、トップページや下層ページが検索結果に表示されなくなる原因となることがあります。

不正に購入した外部リンクが存在する [原因3-5]

不正に購入した外部リンクとは、検索結果の順位を意図的に操作する目的でのリンク購入を指します。過去、国内外で用いられたSEO手法で、自分のサイトとは関連性が低いサイトから大量のリンクを設置する方法や、読んでも意味がわからないような自動生成コンテンツのサイトからリンクを得る不正行為です。

このような行為を行っているサイトは、ドメインごとペナルティを受け、検索結果に全く表示されなくなることもあります。

他の人達が運営するサイトからのリンクは、自然発生的に増えることが理想とされています。ただし、プレスリリースを配信したり、有料ではあるもののインタビュー記事が掲載されたページからのリンクなどはペナルティの対象ではありません。

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他にもペナルティを受けて、トップページや下層ページなど、自分のサイトが検索結果に表示されなくなることもありますが、今回は、一般的にありえる検索結果に表示されなくなる可能性があるものを紹介しました。

わかりにくい!検索結果に表示されない特殊要因

特殊なケースを紹介します!

検索結果にページが表示されない理由には、様々なケースがありますが、その中でも非常にわかりにくくて発見が遅れやすい特殊な要因についてを紹介します。

特殊要因1:システムが悪さをしている場合

これは、独自開発したWEBサイト管理システムで発生しがちな例で、開発担当者も意図的にプログラミングした訳ではないので、サイト運用者を含む多くの人が気づかないうちにペナルティ化していることがある中身です。

1ページに複数のURLを生成

これは例えば、下記のような例です。

▼トップページの例
https://abc.com
https://abc.com/top-page/

▼下層ページの例
https://abc.com/area/tokyo/
https://abc.com/area/tokyo/list/
https://abc.com/area/?sort=no13

このように、1つのページ内容に対して、システムの仕様により複数のURLを生成してしまう特殊な例があり、トップページや下層ページが表示されなくなってしまう要因となることがあります。

これまで解説してきた原因と同様、1ページに複数URLがあり、どれも検索エンジンのクローラーに対して「クロール拒否を行っていない状態」になっていると、ペナルティの対象になってしまいます。

こんな場合も注意!
システム開発を伴う場合は、開発環境(ステージング)を用意している場合があり、本番環境にデータを移行する前に、設定を誤って検索エンジンにテスト環境のコンテンツが読み込まれてしまう場合もあるので注意が必要です。

部品ページがインデックスされている

ウェブサイトのデザインテンプレートや、管理システムを開発する際、ヘッダー/メインコンテンツエリア/関連表示エリア/サイドバー/その他、各種表示枠/フッターなど『部品』毎にブロックを作成することがあります。

そこまでは、一般的な開発方式なのですが、非常に特殊なケースとして、ページを構成する各要素が個別にページ化されてしまい、検索エンジンのクローラーに巡回されることがあります。

例えば…

本来は200ページのサイトであるはずが、検索エンジンのボックスに「site:abc.com」というように、自サイトのドメインを検索すると、1,000件ものページがインデックスされているという不本意な状況が発覚。

部品ページなので、単体では内容が乏しくなったり、インデックスされてしまった内容がほぼ1ページの内容と同じ場合には、同一コンテンツと判断され、ペナルティを受けるリスクが考えられます。

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部品がインデックスされた場合、個別の部品ページを生成する仕組みを停止する追加開発が必要となるので、コストが発生する場合もあります。

特殊要因2:WordPressなどブログのPing通知

世界的に慣れ親しまれているCMS「WordPress」ですが、もともと開発された目的はブログ運営なので、検索エンジンやポータルサイトなどへ、自分の記事を更新した通知を飛ばす『Ping通知』という機能が備わっています。

非常に便利な機能なのですが、通知するのは下層ページの公開や更新時なので、立ち上げたばかりでトップページがインデックスされる前に記事更新を行うと、下層ページだけが先に検索結果に表示されてしまうことが少なくありません。

非常に独特の仕様で、WordPressでのサイト立ち上げの中で失敗した経験や、人から教わったことなどがないとわかりにくい特殊要因です。不安な方は、念の為、下記を設定を確認しておきましょう。

▼設定の確認

・[ダッシュボード] – [設定] -[投稿設定] の順に進む
・投稿設定画面の下部「更新情報サービス」を確認

Ping受信サーバーと言われる、外部のURLが入力されていたら、既に知らぬところで外部サイトへ更新通知が飛んでいることとなります。

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Ping通知自体は、何も悪いことではありませんが、WordPressの場合ですと、更新ボタンを押す度に通知されてしまいます。そのため、通知先にGoogleが含まれていると、更新ボタンを押す度に通知するスパム行為を行っていると判断されかねません。

必要な場合は、プラグインを使うなどして、Ping通知を制御することでリスクを避けることが可能です。(新規立ち上げ時は、一旦URLは削除するのがおすすめです。)

トップページのSEO対策を紹介

トップページのSEO対策を紹介

トップページのSEO対策を以下の3つの対策から紹介します。

  • インデックス登録をリクエストする
  • トップページに検索キーワードを入れる
  • 目を惹くトップページに作り替える
  • 独自性のあるトップページにする
  • 上位表示を狙う記事をトップページに載せる

インデックス登録をリクエストする

インデックス登録リクエストは、トップページのSEO対策として効果的な方法です。

Google Search Consoleを使用して、トップページのインデックス登録をリクエストできます。これにより、Googleのクローラーに優先的にトップページを確認するよう要求することができるのです。

具体的な手順は、以下のとおりです。

STEP

Google Search Consoleにログイン

STEP

「URL検査」でトップページのURLを入力

STEP

検査結果画面で「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリック

ただし、リクエストからインデックス登録完了までは数分から数週間かかる場合があります。

インデックス登録リクエスト1
インデックス登録リクエスト2
インデックス登録リクエスト3

トップページに検索キーワードを入れる

トップページのSEO対策には、効果的なキーワード設定が重要です。トップページで上位表示を狙うキーワードを一つ定めることが重要です。

このキーワードは、トップページだけでなく、ホームページ全体のメインテーマとなります。

「ホームページ制作 東京」というキーワードで記事を作成したとします。設定しています。注目すべきは、同義語の設定は不要という点です。

定めたキーワードで上位表示を実現できれば、「Webサイト作成 東京」などの同義語も自動的に検索順位が上がります。

つまり、一つのホームページに一つのキーワードを定めることで十分なのです。

このアプローチを採用することで、効率的かつ効果的なSEO対策が可能になります。キーワードの選定と集中により、トップページの検索順位向上を目指しましょう。

目を惹くトップページに作り替える

トップページのSEO対策として、ユーザーが目を惹くよう改善することが重要です。

良質なサイト全体が、トップページのSEO効果を高めるポイントとなります。Googleが求める「良質」の基準をしっかりおさえれば、より効果的なトップページに仕上がります。

WordPressのAll in One SEOプラグインを使用し、AIOSEOスコアで85点前後の記事を作成しましょう。

Googleは、特定の品質基準に固執せず、各サイトの最善の努力を評価します。これは、多様なコンテンツを上位表示させるための仕組みです。

つまり、完璧を目指すのではなく、自身の能力の範囲内で最高のパフォーマンスを発揮することが、効果的なSEO対策につながります。

独自性のあるトップページにする

独自性のあるトップページを作成することで、SEO対策を強化できます。

まず、サイト内でトップページと内容が重複するページがないか確認しましょう。重複がある場合、他ページの削除や統合を検討します。

また、競合他社のページと内容が似ている場合は、独自性を持たせる工夫が必要となります。

トップページのボリュームに関しては、多くのコンテンツを詰め込む必要はありません。

代わりに、サイトマップのイメージで重要なページへの内部リンクを中心に構成し、トップページにしかない少量の独自コンテンツを加えるのが効果的でしょう。

これにより、訪問者の満足度が向上し、SEO効果も期待できます。

このようなアプローチで独自性のあるトップページを作成することで、検索結果での表示可能性が高まり、効果的なSEO対策となるのです。

上位表示を狙う記事をトップページに載せる

SEO対策として、上位表示を狙う記事をトップページに載せましょう。検索エンジンとユーザーの両方に価値を提供する記事を戦略的にトップページに配置するのがコツです。

トップページは多くの場合、サイトで最も強い影響力を持つページです。ここに上位表示を狙う記事を載せることで、その記事の重要性を検索エンジンに示すことができます。

まず、検索意図を正確に把握し、競合分析を行った上で、オリジナリティのある記事を選びます。次に、キーワードを含む魅力的なタイトルをつけ、適切な見出し構成で最適化しましょう。

トップページへの掲載では、目立つ位置に記事へのリンクを配置し、必要に応じてカテゴリー別に整理します。定期的な更新も忘れずに行いましょう。

ただし、ユーザーエクスペリエンスを損なわないよう注意が必要です。ページ速度の維持やモバイル対応も重要な要素となります。

この方法を適切に実施することで、トップページのSEO効果を高め、サイト全体の評価向上につながる可能性があります。

下層ページのSEO対策を紹介

下層ページのSEO対策を紹介

下層ページのSEO対策を以下の3つの対策から紹介します。

  • 関連ページを作成する
  • 下層ページに被リンクを集める
  • SNSと下層ページをリンクする

関連ページを作成する

下層ページのSEO対策に、関連ページを作成する方法があります。

関連ページを追加することで、検索クエリとホームページの関連性が向上し、サイト全体の評価が高まる可能性があります。

例えば、「下層ページ SEO」というキーワードで上位表示を狙っているページがある場合、「下層ページ SEO 値段」や「下層ページ SEO 難易度」などの関連ページを作成しましょう。

ただし、関連ページの作成には慎重なアプローチが必要です。がむしゃらにページ数を増やすのではなく、既存ページの公開から半年程度経過した後に作成するのが望ましいでしょう。

Googleの検索順位が安定するまでには時間がかかるため、急いで不要なページを増やすと品質管理の負担が増すだけです。

本当に必要なページかどうかを十分に検討してから作成することが、効果的なSEO対策につながります。

下層ページに被リンクを集める

下層ページのSEO対策として、下層ページに対する外部からのリンクを増やすことで、SEO効果を高めることができます。

被リンクは、そのページの価値や重要性を示す指標となるため、検索エンジンの評価向上につながります。

被リンクを集める方法には主に3つあります。1つ目は、はてなブックマークやブログ村などのサービスを利用する方法です。

ただし、1サイトにつき1アカウントの利用に留めるべきでしょう。複数アカウントの使用は不正行為とみなされる可能性があります。

2つ目は、各ページのコンテンツの品質を高めることです。訪問者が価値を感じるページを作成すれば、自発的に被リンクを獲得できます。

3つ目は、ナチュラルリンクの獲得を目指すことです。現在のSEOでは、自然な形で獲得したリンクが重視されます。

したがって、高品質なコンテンツを作成し、ユーザーがリンクしたくなるようなページづくりに注力することが、効果的な被リンク獲得につながるのです。

SNSと下層ページをリンクする

SNSと下層ページをリンクし、下層ページのSEO対策を強化しましょう。SNSからの適切なリンクは、ページの認知度を高め、検索エンジンからの評価向上につながる可能性があります。

効果的にSNSからリンクを行うには、以下の4つのポイントに注意が必要です。

注意点

同じページへの繰り返しリンクを避ける
リンク目的だけのSNS投稿にしない
サイト全体のSEO評価が高まってから実施する
リンク投稿時には必ず説明文を付ける

SNS検索を意識した投稿文の作成が重要で、下層ページが狙うキーワードでSNS検索を行い、表示回数の多い投稿を参考にしましょう。

また、投稿にはインプレッション数とクリック数を高める工夫が必要です。

このようなプロモーション活動は、良質なコンテンツ作成後の重要なステップとなります。適切に実施することで、下層ページの検索順位が向上する可能性が高まるでしょう。

検索結果に表示されない問題のまとめ

検索結果にトップページや下層ページが表示されない問題について、「どんな現象があるのか」「表示されない原因」を紹介してきましたが、あなたの課題にマッチしたでしょうか。

検索結果に表示されない理由は、大きく分けて、「設定のミスによること」「Googleのガイドラインへの違反行為」「システム開発時の仕様」といった3つのジャンルがありました。

私達は、日々のウェブサイト運用の中で、様々なSEO関連の課題に直面します。

その中でも、キーワード検索時の順位に関連する問題は、会社なら業績、個人なら評価やモチベーションにつながります。

やはり、せっかく自然検索に関わるのであれば、まずは作成したサイトやコンテンツが検索結果に問題なく表示される状態は常に保っておきたいですね。

この記事を読んでも、まだ原因の特定や、具体的な解決方法に不安があるという方は、私どもへお問い合わせください。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。最後に、検索結果に表示されない問題について、よくある質問を紹介しますので、宜しければ参考にしてみてください。

検索結果に表示されない問題について「よくある質問」

検索結果に表示されない原因は何ですか?

検索エンジンの検索結果に、自分のサイトのトップページや下層ページが表示されない原因は数多くあります。本記事では、考えうる15種類の原因を紹介していますので、ご自身の課題にあうものがあるか参考に御覧ください。

トップページだけ検索結果に表示されない理由は?

理由は色々ありますが、検索結果に表示されない理由は、「設定のミスによること」「Googleのガイドラインへの違反行為」「システム開発時の仕様」といった3つのジャンルに分類することができます。記事内「トップページが検索結果に表示されない原因について」を参考にしてみてください。

検索結果に表示されない場合どんな風になりますか?

検索結果に表示されないという現象には複数のタイプが考えられます。サイトがオープンしたての場合は時間の問題や、サーチコンソールへの操作がうまく行っていない場合もあります。本記事では、検索結果に表示されない現象を5つ解説しており、下層ページが表示されない状態にも対応しているので参考にしてみてください。

検索結果に表示されないのはペナルティですか?

一概にペナルティとはいうことができません。まずは、どんな現象が発生しているか、原因として考えられることは何があるかを記事を御覧いただきながら特定してみることをおすすめします。ペナルティの場合でも、システムの仕様が原因である特殊な要因もありますので、私達や開発会社を含めて連携をしながら解決してきましょう。

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