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好き嫌い.comは誹謗中傷だらけ!通報・削除・風評被害対策を解説

好き嫌い.comは誹謗中傷だらけ!通報・削除・風評被害対策を解説

好き嫌い.comは、著名人や話題の人物に対して匿名で「好き」「嫌い」を投票・コメントできるサイトです。

一見、意見交換の場に見えますが、実際には誹謗中傷が溢れ、精神的なダメージや風評被害を受ける人も少なくありません。

特に匿名で書き込める仕組みが悪質なコメントを助長し、トラブルに発展するケースも増えています。

本記事では、好き嫌い.comの特徴と問題点・誹謗中傷への対処法・削除依頼の手順を解説します。

また、開示請求の事例や署名の事例も確認できるため、好き嫌い.comで誹謗中傷に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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コンテンツ目次

好き嫌い.comとはどんなサイト?

好き嫌い.comとはどんなサイト?

好き嫌い.comは一見シンプルな投票サイトに見えますが、実際にはさまざまな特徴や仕組みがあり、利用者の反応やサイト内の動きに大きな影響を与えています。

ここでは、好き嫌い.comの基本的な機能や投票・コメントの仕組み、ランキング構造・運営体制を解説します。

 

好き嫌い.comとは?:話題の人を好き嫌いの2択で投票できる

好き嫌い.comは、芸能人やインフルエンサー、さらには架空のキャラクターなど、話題の人物に対して「好き」「嫌い」の2択で投票できるサイトです。

ユーザー登録などは不要で、誰でも1日1回投票可能。投票数はリアルタイムで反映されるため、「今、どのような人物が注目されているか」を直感的に把握しやすいのが特徴です。

各人物ページには「好き派」「嫌い派」の割合が表示され、世間の評価を視覚的に分かります。単なる評価だけでなく、ユーザーの関心やトレンドを知る指標にもなっています。

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好き嫌い.comは「みんなのホンネが集まる場所」とのキャッチコピーがありますが、ネガティブな感情や誹謗中傷が集まりやすい構造を持つサイトでもあり、利用には注意が必要です。

好き嫌い.comとは?:投票後に匿名でコメントを書き込める

好き嫌い.comでは、投票後に匿名でのコメント投稿が可能です。

自由度の高いコメント欄は、ユーザーの率直な声が集まる一方で、誹謗中傷や過激な言葉が投稿されやすいリスクもあります

匿名性が高いため、責任のない発言が目立ちやすく、「ブサイク」「枕営業」など名誉毀損にもなりかねない投稿が問題視されています。

また、「好き派」「嫌い派」の意見が並列に表示される構造も、派閥間の対立を煽り、コメント欄の荒れにつながっているとの指摘もあります。

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個人を傷つけるリスクのある投稿も目立つため、利用者はその影響の大きさを意識しながら発言する必要があります。

好き嫌い.comとは?:ランキングで話題の人が分かる

好き嫌い.comには、投票結果をもとに作成された3つのランキングが用意されています。

そのため、インターネット上で話題になっている人物が分かる仕組みになっています。

特に「好感度」「不人気」「トレンド」の観点から人物を比較できる点が特徴です。

好感度ランキング

ユーザーから「好き」の票を多く集めた人物が上位に表示されるランキングです。

人気の高い芸能人や有名人が可視化されており、「今、どのような人物が世間から好感を持たれているか」を知る手がかりになります。

支持率の高い人物の傾向を知りたいときに役立ちます。

不人気ランキング

「嫌い」の票が多い人物が上位に表示されます。

注目度が高い反面、批判や反感を買っている人物が可視化されており、世間のネガティブな評価が集まりやすいカテゴリです。

不人気の理由はさまざまですが、炎上中の人物なども含まれる場合があります。

トレンドランキング

トレンドランキングは投票数の増加などをもとに、今まさに話題となっている人物を示すランキングです。

好感度や不人気に関わらず、「注目度の高い人物」が表示されるため、タイムリーな話題を把握したいときに便利な指標となります。

3種類のランキングでは、各カテゴリごとに上位18位までの人物の写真がサイト上に表示されており、さらに「ページ切り替えボタン」をクリックすると99位までの順位の閲覧が可能です。

また、サイトのトップページでは「話題の人物」や「話題のタグ」も紹介されており、ランキングと合わせて今注目されている人物やキーワードを手軽にチェックできる仕組みになっています。

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「好き嫌い.com」のランキング機能は、ユーザーにとって好感度・不人気・注目度という3つの視点から人物の話題性を把握できる便利なコンテンツとなっています。

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好き嫌い.comとは?:好き嫌い.comの運営会社は?

好き嫌い.comは、サイト上に運営会社情報を明確にしていません

そのため、万が一トラブルになった際に、安全性を疑問視する方も多いのではないでしょうか。

ここでは、好き嫌い.comの運営会社に関する情報を解説します。

運営情報の不透明さ

好き嫌い.comの運営情報は限られており、不透明さが目立ちます。

公式サイト内の「このサイトについて」のページには、運営者として「好き嫌い.com運営事務局」とだけ記載されており、企業名や所在地などの詳細は一切明らかにされていません

確認できる運営情報は、以下の2点のみです。

確認できる運営情報
  • 運営事務局のメールアドレス
  • 公式Twitterアカウント

それ以外の連絡手段や、組織体制に関する情報は開示されておらず、運営主体の実態は非常に見えにくい状態です。

ガイドラインはポップアップ形式で表示

好き嫌い.comでは、一般的なWebサービスに見られるような利用規約ページやプライバシーポリシーの明示は確認できません

実際にコメント投稿の際には、ポップアップ形式で最低限の注意喚起が表示されます。

しかし、詳細な利用規約ページなどは存在せず「ある程度のガイドラインにとどまっている」印象です。

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利用者が自由にアクセス・再確認できる「利用規約ページ」が存在しないのはユーザーにとって、明確な利用ルールを事前に把握しづらい環境となっています。

リスクと懸念

好き嫌い.comは運営者情報やルールの提示が限定的にとどまっており、ユーザーにとってリスクの高いサイトであるといえます。

実際にコメントの削除依頼や発信者情報開示請求に対して、サイト側が適切に対応できていないケースも報告されています

運営主体の責任の所在が不明なため、万が一トラブルが発生した際に、ユーザーが十分な対応を受けられない可能性も否定できません。

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好き嫌い.comを利用する際は、投稿内容だけでなくサイト自体の運営体制やリスクにも十分注意を払う必要があります。

好き嫌い.comがやばいと言われる理由

好き嫌い.comがやばいと言われる理由

好き嫌い.comは、コメント欄での誹謗中傷の横行やサイト構造そのものが悪質な投稿を助長しているとの声も少なくありません。

ここからは、「好き嫌い.comがやばい」と評価される背景を解説します。

好き嫌い.comがやばい理由:ひどいコメントの掃き溜めになっている

好き嫌い.comが「やばい」と言われる最大の理由は、サイトのコメント欄が誹謗中傷の温床になっていることです。

匿名で投稿できる仕組みと、運営側の対応の不十分さが重なり、悪質なコメントが放置されやすい環境ができあがっています。

また、好き派と嫌い派のコメントが同じ画面に表示される構造も問題点のひとつです。

双方の意見がぶつかりやすく、コメント欄での言い争いが頻発しています

その結果、個人に対する攻撃がエスカレートし、単なる投票サイトの域を超えて、罵詈雑言の応酬場になってしまっているのが現状です。

さらに、人気のある人物であっても嫌い派の票が目立ち、否定的なコメントばかりが並ぶ傾向もあります。

利用者の間では「民度が低い」「コメント欄が地獄」といった声も少なくありません。

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一部では、運営側が新しい人物ページを増やし続けて、誹謗中傷の対象者を拡大しているのではないかと批判する声もあります。

好き嫌い.comがやばい理由:誹謗中傷が多くサイト閉鎖を求める署名運動もあった

好き嫌い.comではサイトの構造や運営方針そのものに疑問を抱く声が高まり、サイトの閉鎖を求める署名運動が一部で行われました。

この署名運動では、好き嫌い.comが以下のような問題点を抱えていると指摘しています。

誹謗中傷・名誉毀損・侮辱行為を放置・幇助(ほうじょ)している好感度を「減点方式の%表示」で可視化しており、評価のリセットもなく、名誉を毀損する仕組みになっている
通報機能があるにもかかわらず、コメントの削除対応がない日々新たな人物ページが追加され、誹謗中傷の対象が拡大されている
コメント欄の閉鎖や削除対応といった最低限の措置すら取られていない1日1回投票可能な仕様も、複数端末での投票などにより容易に操作される可能性がある

2023年には、好き嫌い.comの閉鎖を求めるオンライン署名運動が開始され、最終的に598人の賛同者が集まりました。

参照:change.org

この署名はすでに終了していますが、サイト閉鎖のほかにも「インターネット上における誹謗中傷を放置している共有サイトへの規制強化や、サーバー運営者への法的罰則」を求める声も多く寄せられました

また、2022年7月には、チャンネル登録者数1,000万人超の人気YouTuberがこのサイトを動画で紹介したために、さらに多くの若年層が好き嫌い.comを認知するようになり、誹謗中傷行為の拡大が懸念されました。

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さらに、サイトが誹謗中傷を放置したまま広告収益を得ている構造に対しても批判の声が集まっており「アクセス数を増やし収益化しているため、倫理的に問題だ」との指摘もあります。

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好き嫌い.comがやばい理由:不人気ランキングが悪質なコメントの原因となっている

好き嫌い.comの不人気ランキングは、投票で「嫌い」が多かった人物が上位に表示される仕組みになっています。

そのため、不人気ランキングではネガティブな感情を持つユーザーを引きつけやすく、悪質なコメントが集まりやすい温床となっていると指摘されています。

実際に、不人気ランキング上位の人物ページには、否定的・攻撃的なコメントが多いのも事実です。

たとえ人気のある芸能人やYouTuberであっても「嫌い派」が過半数を占めてしまうと、コメント欄では好き派を否定するような書き込みも目立ちます。

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こうした構図は、ランキング上位になるほどに誹謗中傷が加速する悪循環を生んでいるともいえます。

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好き嫌い.comの誹謗中傷は風評被害となる

好き嫌い.comの誹謗中傷は風評被害となる

好き嫌い.comで投稿される誹謗中傷は、単なる一部の匿名コメントにとどまらず、インターネット全体に悪影響を及ぼす風評被害の引き金となる恐れがあります。

特にデマの拡散や検索結果の汚染・検索候補への悪影響といった問題は無視できません。

ここでは好き嫌い.comで誹謗中傷がどのように広まり、具体的にどのような風評被害へとつながっていくのかを解説します。

事実無根のデマが他サイトやSNSにも広まる

好き嫌い.comのコメント欄には感情的で過激なうえに、事実に基づかない内容が含まれる投稿が少なくありません。

匿名で自由に書き込める性質上、信ぴょう性の低い情報も簡単に投稿され、それがX(Twitter)や他のSNS、掲示板などへ転載・拡散されるリスクがあります

特にセンセーショナルな言葉や強い主張は目を引きやすく、内容の真偽に関係なく拡散されてしまいます。

また、好き嫌い.com内での「好き派」と「嫌い派」の対立がエスカレートするとコメント欄のやりとりが切り取られ、SNSでさらに広がる事例も考えられます。

ネガティブな記事が検索結果に出やすくなる

好き嫌い.com内での誹謗中傷が放置され続けると、次に問題となるのが検索エンジンへの影響です。

好き嫌い.comは特定の人物に対する否定的な意見や評価を集約しているため、検索エンジンがそのページを「関連性の高い情報」として評価しやすくなる傾向があります。

その結果、誹謗中傷を受けた人物の名前や関連ワードで検索した際に、好き嫌い.com内のネガティブな記事やコメントが検索結果の上位に表示されてしまいます

たとえ内容が事実無根であっても、検索結果に表示されること自体が「印象の悪化」につながり、風評被害の助長となりかねません。

検索候補に悪口が出てくることもある

さらに深刻なのが、検索エンジンの「サジェスト機能(検索候補)」への影響です。

好き嫌い.comで多数の悪口や誹謗中傷が投稿され、その内容がSNSなどで繰り返し検索・拡散。

その状況をGoogleやYahooなどの検索エンジンが学習し、関連キーワードとして検索候補に表示されてしまうわけです。

たとえば「〇〇(著名人の名前) 性格悪い」「〇〇 枕営業」などの根拠のない中傷ワードが、検索窓に表示されるようになると、本来存在しないイメージが一人歩きしてしまうかもしれません。

実際に誹謗中傷対策を行っている専門会社では、サジェスト汚染への対応を重要な業務のひとつとして提供しています。

これは、こうした被害が現実に多く発生している証拠といえます。

好き嫌い.comで誹謗中傷したらどうなるの?

好き嫌い.comで誹謗中傷したらどうなるの?

好き嫌い.comへのコメントは「匿名だから大丈夫」「誰にもバレないだろう」と投稿してしまうと、後から取り返しのつかない事態になるケースも少なくありません。

ここでは、誹謗中傷行為に関わってしまった場合に考えられるリスクや対処法を解説します。

誹謗中傷で訴えられる可能性のある罪

好き嫌い.comで誹謗中傷に該当するコメントを投稿すると、刑事責任・民事責任の両方を問われる可能性があります

刑事責任に該当するケースは以下のとおりです。

詳細具体例
名誉毀損罪(刑法230条)事実の有無にかかわらず、公然と他人の社会的評価を下げるような内容を投稿すると成立「〇〇には過去に逮捕歴がある」「不倫をしていたのに清純派ぶっている」などが該当
侮辱罪(刑法231条)具体的な事実を挙げなくても、公然と人を侮辱するだけで成立「バカ」「ブス」「頭が悪い」など、主観的・抽象的な言葉でも処罰の対象になり得る

どちらも親告罪のため被害者が告訴しなければ起訴はされませんが、実際に訴えられた例もあります。

※この件に関する具体的な事例は、こちらの章で紹介しています。

さらに、民事上の責任としても、損害賠償(民法709条 不法行為責任)を請求される可能性があります

精神的苦痛に対する慰謝料が発生することもあり、金銭的な負担を強いられるケースもあります。

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コメントは匿名だが特定される可能性がある

「たった一言のつもりだった」
「本名で書いたわけじゃないのに」
「どうせバレないだろう」
好き嫌い.comは匿名でコメントできる仕様ですが、「完全に身元がバレない」わけではありません。

実際には、「発信者情報開示請求」や2022年に新設された「発信者情報開示命令」といった法的手続きを通じて、コメントした人物が誰なのかを明らかにできる仕組みがあります

どちらも裁判所を通じて行われる正式な手続きであり、特定された投稿者は損害賠償請求などの責任を問われると考えられます。

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投稿者が特定されるまでのおおまかな流れは、次のとおりです。

STEP

好き嫌い.com運営者へ開示請求

STEP

裁判所に仮処分を申し立て

STEP

IPアドレスからプロバイダを特定

STEP

プロバイダへ発信者情報開示請求

STEP

投稿者の個人情報が特定される

※詳しい手続きの流れや削除に至る具体的なステップは、次の「削除の仮処分申し立てをする」セクションで解説しています。

また、インターネットプロバイダが保有する接続情報には「保存期間(ログ保管期限)」があるため、被害者側はできるだけ早く対応する傾向があります。

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「匿名だから大丈夫」と安易に考えてしまうと、後々重大なトラブルに発展するリスクがあります。

自分のコメントでも簡単には削除できないので注意

好き嫌い.comでは、自分のコメントであっても簡単には削除できません。好き嫌い.comには明確な利用規約ページが存在せず、削除依頼の手続きも不透明です。

投稿時に表示される注意文には「不快なコメントは削除されることがあります」とありますが、削除基準は開示されていません

コメント削除の主な方法は以下のとおりです。

コメント削除の削除方法
  • 通報ボタンを押す
    投稿横の通報機能で通知できますが、削除されるかどうかは運営側の判断によります。
  • 運営にメールで直接依頼
    指定のメールアドレスに、投稿番号や削除理由を記載して送信する方法もありますが、削除される保証はありません。

また、法的な手段としては「送信防止措置請求」や「削除仮処分の申し立て」などがあります。

しかし好き嫌い.comの運営者は所在地を公開していないため、郵送での正式な請求が困難です。

結果として削除までに時間がかかったり、削除されないまま残ったりするケースも珍しくありません。

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投稿前には、「この言葉で誰かを傷つけないか?」「法的に問題ないか?」を冷静に見直す気持ちが重要です。

好き嫌い.comの誹謗中傷コメントの対処法

好き嫌い.comの誹謗中傷コメントの対処法

好き嫌い.comの誹謗中傷や不快な投稿に悩まされている場合、自分自身でできる対処方法を知っておく必要があります。

ここでは、コメントを通報する方法や、自分の画面上から不快なコメントを見えなくする設定方法を解説します。

コメントを通報する

好き嫌い.comでは、投稿されたコメントに対して「通報」できる機能があります。

コメント上部にある「通報」ボタンをクリックし、確認メッセージに対して「はい」を選択すれば、通報は完了します

ただし、通報したからといって必ずコメントが削除されるとは限りません。削除対応や削除の基準や対応までの期間は、あくまで好き嫌い.comの運営側の判断によります。

好き嫌い.comのコメント投稿時には、以下のような注意書きが表示されます。

コメント投稿時の注意書き
  • 他の方が不快に感じるコメント(荒らし行為、わいせつ画像、個人情報の掲載、その他違法行為と考えられるもの)
  • 法律に反するコメント

上記に該当する内容があると判断した場合、コメントの削除や投稿禁止などの措置を取る場合があります。

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通報する際には、コメントがどのような点で不適切かを明確に把握しておくとよいでしょう。

なお、通報したコメントはすぐに非表示になるわけではありません。

自分の画面上からもコメントを見えなくしたい場合は、次に紹介する「非表示設定」や「NGワード設定」を活用する必要があります。

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NGワードと非表示設定でコメントを見えなくする

​​好き嫌い.comには、自分の画面上で不快なコメントを見えなくするための「非表示設定」や「NGワード設定」といった機能があります。

非表示設定は、特定のコメントを6か月間、自分の画面上で非表示にできる機能です。

対象のコメント上部にある「非表示」ボタンをクリックし、ポップアップ画面で「はい」を選択すると設定が完了します。

ただし、この設定は他のユーザーには影響せず、コメント自体が削除されるわけではありません。

また、6か月経過すると非表示にしていたコメントは再び表示されるようになります。

NGワード設定では、あらかじめ指定した単語やフレーズを含むコメントを、自分の画面上で非表示にできます。

コメント欄の下にある「NGワード設定」ボタンをクリックし、ブロックしたい単語を入力して「保存」を押すと設定が完了します。

NGワードは1ページにつき5つまで登録可能です。

このように、非表示設定やNGワード設定を活用すれば、自分の画面上でのストレス軽減は可能です。

ただし、これらはあくまでも「自分にだけ見えなくする対処法」であり、根本的な問題解決にはなりません。

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他のユーザーには依然としてそのコメントが表示されたままになるため、誹謗中傷コメントの削除を本当に求める場合は、通報や法的対応を検討する必要があります。

好き嫌い.comの誹謗中傷コメントの削除手段

好き嫌い.comの誹謗中傷コメントの削除手段

好き嫌い.comに投稿された誹謗中傷コメントを削除するためにはいくつかの方法があります。しかしサイトの性質上、すぐに対応してもらえるとは限りません。

ここでは、自分で試せる削除依頼の方法から法的手続きを通じて削除を求める方法まで、具体的な手順を解説します。

運営に削除依頼メールを直接送信する

好き嫌い.comに投稿された誹謗中傷コメントに対しては、まず運営に対して直接メールで削除を依頼する方法があります。

削除依頼を送る際には、以下のようなメール例文を参考にしてみてください。

【メールの例文(ひな型)】

件名:【削除依頼】好き嫌い.com 〇〇(人物名)ページのコメントについて
好き嫌い.com運営事務局 御中
お世話になっております。

貴サイトの「〇〇(人物名)」ページに投稿されている以下のコメントにつきまして、削除をご検討いただけますようお願い申し上げます。

・該当コメント:
 投稿日時:(可能であれば記載)
 コメント内容:「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」
 該当ページのURL:

・削除を希望する理由:
 当該コメントは、〇〇に対する誹謗中傷・名誉毀損・侮辱に該当すると考えております。
 また、好き嫌い.comの投稿前の注意書きにある「他の方が不快に感じるコメント」や「法律に反する  コメント」に該当するものと判断いたしました。

お手数をおかけいたしますが、上記コメントの削除をご検討いただけますと幸いです。

署名:〇〇(氏名・関係性)
メールアドレス:〇〇

メール送信時のポイント
  • コメントの内容・日時・掲載場所を具体的に記載する
  • 削除理由は法律やサイトの注意書きに基づいて明確に伝える
  • 丁寧な言葉遣いを心がける
  • 削除される保証はないため、返信が来ないことも想定しておく
  • 証拠保全のため、送信したメールや該当コメントのスクリーンショットは必ず保存する

削除手段のまとめ表

好き嫌い.comの誹謗中傷コメントに対する削除手段をまとめましたので、参考にしてみてください。

概要注意点
通報機能の利用該当コメントを通報ボタンで報告。削除は運営の判断次第。必ず削除されるとは限らない。対応に時間がかかる場合もある。
運営への削除依頼メール該当コメント・投稿日時・理由を明記し、メールで削除依頼。返信がない可能性あり。証拠保全が重要。
NGワード設定・非表示設定特定コメントを自分の画面で非表示にしたり、NGワードを設定。他のユーザーには表示されたまま。根本的な削除ではない。
送信防止措置請求運営に法的に削除要請(郵送対応が困難な場合も)。運営者情報が不明だと手続きが難航する場合もある。
削除の仮処分申立て裁判所に削除命令を申し立てる。強制執行も可能。証拠と手続きの正確性が求められる。弁護士サポートが必要。
発信者情報開示請求投稿者のIPアドレス・契約者情報を裁判で開示請求。複数段階の手続きが必要。早期の対応が望ましい。

削除方法にはいくつかの選択肢がありますが、それぞれにメリットと限界があります。

状況に応じて最適な方法を選び、削除が難しい場合には開示請求や逆SEO対策など他の対応策も視野に入れましょう

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「削除してもらえたらラッキー」くらいの気持ちで、期待しすぎずに証拠保全や次の法的ステップへの布石と捉えることが大切です。

削除の仮処分申し立てをする

運営者にメールを送っても削除されない場合や誹謗中傷の内容が深刻である場合には、裁判所に削除の仮処分を申し立てるなどの法的手段を検討する必要があります。

この方法はコメントの発信者を特定し、法的な削除要請を目的とした強制力のある手続きです。

以下では、発信者情報の特定から削除仮処分申し立てまでの流れを解説します。

STEP

弁護士に相談する
→ 投稿内容の違法性や仮処分の適否など、法的判断を仰ぐ
※この手続きは専門知識が必要なため、弁護士のサポートを受けるのがおすすめです。

STEP

好き嫌い.com運営者へ開示請求  
→ IPアドレス・投稿日時を開示請求(任意で応じない場合は仮処分へ)

STEP

IPアドレスからプロバイダを特定
→ どの通信事業者を利用したかを特定する

STEP

プロバイダに発信者情報開示請求
→ 氏名・住所・電話番号・メールアドレス等の契約情報を請求

STEP

投稿者の身元特定
→ 個人情報の開示で、投稿者を特定

STEP

削除の仮処分を申し立てる 
→ 発信者または運営者に削除を求める申立てを裁判所に行う

STEP

裁判所の決定と削除実行
→ 削除命令が出た場合、任意または強制執行で削除される
※スクリーンショットや削除希望理由など、証拠資料の整理も必要です。

流れを知っておくと、いざという時にも冷静に対応しやすくなります。まずは証拠を残し、専門家への相談から始めてみましょう。

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プロバイダのログには保存期間があるため、早期の行動が重要となります。

好き嫌い.comでは開示請求が行われた事例がある

好き嫌い.comでは開示請求が行われた事例がある

好き嫌い.comに投稿された誹謗中傷や脅迫などの違法行為に対して、実際に法的手続きが行われた事例があります。

ここでは、発信者情報開示請求や開示命令が実施された2つの具体的なケースを紹介します。

堀口英利さんによる発信者情報開示命令の申し立て

堀口英利さんは若者の政治参加をテーマにSNSなどで発信するインフルエンサーであり、政治・安全保障分野でも活動実績を持つ人物です。

堀口英利さんは、好き嫌い.comに掲載された投稿により、自身の権利が侵害されたとして、Cloudflare, Inc.(コンテンツデリバリーネットワーク業者)を相手に、2023年10月30日、東京地方裁判所へ「発信者情報開示命令」の申し立てを行いました。

この申し立ては、プロバイダ責任制限法第5条第1項に基づいた正式な法的手続きであり、好き嫌い.comを蔵置するサーバーの契約者情報およびオリジンサーバーに関する情報の開示を求めるものです。

堀口英利さんは、悪質な投稿によって名誉権や人格権が侵害されたと主張しており、違法性を否定する事情(違法性阻却事由)も存在しないと判断。

開示された情報をもとに、損害賠償請求などの法的措置を予定しています。

参照:note

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誰もが発信者である今、自身の言葉が持つ影響力と責任を改めて考える必要があります。

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関優太さんに対する誹謗中傷・殺害予告の開示請求

関優太さんは、プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」に所属し、YouTubeなどでも人気を集めるストリーマーです。

プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」に所属する関優太さんに対し、好き嫌い.com上で殺害予告を含む悪質な投稿が行われた事案が発生しました。

これを受けてZETA DIVISIONは、投稿者の特定を目的とした発信者情報開示請求を実施。その結果、投稿者の情報が開示され、公式に報告をしています。

また、関優太さんに対しては、別の掲示板(5ちゃんねる)においても容姿に関する画像とともに「知的障害者みたいw」といった侮辱的な投稿が行われています。

これに対しても損害賠償請求訴訟が提起され、裁判所はZETA DIVISIONの主張を認め、投稿者に賠償を命じる判決が下されました。

ZETA DIVISIONは、「所属メンバーの尊厳と安全を最優先とし、著しい誹謗中傷行為には今後も法的措置を視野に入れて毅然と対応する」という方針を示しています。

さらに示談交渉や和解による解決に頼らず、必要に応じて直接民事訴訟を提起する姿勢も明らかにしており、誹謗中傷への厳正な対処方針を打ち出しました。

誹謗中傷は個人だけでなく、組織全体の問題にも発展します。

参照:ZETA STORE

サイト運営者の見解について

好き嫌い.com運営者も、仮処分申立てに関する対応をnote上で公表しています。

投稿内容の削除について明確な方針は示されていないものの、支援を募る姿勢や一部の説明は行われています。

とはいえ、利用者の間では運営の透明性に対する疑問の声も根強く、引き続き好き嫌い.com運営者の動向への注目が必要です。

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書き込みは「気軽なひとこと」では済まされず、社会的責任として自分に返ってくることを覚えておきましょう。

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好き嫌い.comから生まれた風評被害の対策

好き嫌い.comから生まれた風評被害の対策

好き嫌い.comに投稿された誹謗中傷コメントが仮に削除されなかったとしても、対処をあきらめる必要はありません。

インターネット上での風評被害には、検索結果や表示内容のコントロールで露出を抑える方法があります。

ここでは、実際に効果的とされる対策方法を解説します。

好き嫌い.comから生まれた風評被害対策:サジェスト汚染対策

検索エンジンのサジェスト(検索候補)に「〇〇 性格悪い」などのネガティブなキーワードが表示される場合があります。

これは「サジェスト汚染」と呼ばれ、検索ユーザーに誤った印象を与えてしまうリスクが考えられます。

このような場合は、サジェスト対策を専門とする業者に依頼し、ネガティブワードの表示頻度を下げる対策が有効です。

実際に、多くの風評被害対策に取り組む企業が導入しており、検索環境を整える手段として活用されています。

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逆SEOやサジェスト対策が難しい場合は、専門業者や弁護士に相談するのがおすすめです。

好き嫌い.comから生まれた風評被害対策:逆SEO対策

誹謗中傷ページが検索結果の上位に表示されている場合、「逆SEO」と呼ばれる対策が有効です。

これは自分や自社に関するポジティブな情報(公式ブログ・SNS投稿・インタビュー記事など)を積極的に発信し、検索エンジンにおける評価を分散し、結果的に悪評ページの順位を相対的に下げる方法です。

このようなポジティブ情報の発信は検索結果の改善だけでなく、ブランディングや信頼回復にもつながります。

こうした逆SEO対策を効果的に行うには戦略的な情報発信と、検索エンジンの仕組みに対する深い理解が不可欠です。

しかし、これを自社だけで対応するのは容易ではありません。

そこでおすすめなのが、アクシアカンパニーの逆SEO対策サービスです。

アクシアカンパニーでは検索アルゴリズムの最新動向を踏まえ、悪質なページを検索上位から押し下げるための専門的な施策を実施します。

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好き嫌い.comの誹謗中傷まとめ

好き嫌い.comは、「好き」「嫌い」の投票とコメントができる匿名サイトですが、誹謗中傷コメントが多発し社会問題となっています。

「ブサイク」「枕営業」などの名誉毀損的な投稿も多く、実際に殺害予告や侮辱投稿が発信者情報開示請求の対象となった事例も少なくありません。

誹謗中傷の被害に遭った場合は証拠を保存し、早期に弁護士など専門家への相談が重要です。

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